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2018年4月1日日曜日

やまねこ通信392号「なぜ日本で「#Me Too」が広まらないの?」『婦人公論』座談会・奈良橋陽子、小島慶子、ハリー杉山


@@@やまねこ通信392号@@@

「なぜ日本で「#Me Too」が広まらないの?」『婦人公論』
座談会・奈良橋陽子、小島慶子、ハリー杉山

セクハラ・性暴力は放置できない。女たちのこの思い
が静かなうねりとなってじわじわ日本でも広がってい
る。

首都圏、関西圏では集会、セミナーは頻繁に見つかる。
けれど、地方ではなかなか開かれない。
地方では起こってないから?
いいえ、起こっているのよ。でも周囲に相談する人が
おらず、声を上げることができず、イヤな言葉だけど、
「泣き寝入り」するしかない。気づいた人々も向き合
うことを避ける。だから「見えない」まま。

実はセクハラ・性暴力は、アンテナたててないと、見
えてこない「犯罪」です。
自分自身、子ども、孫たち、その友だちが被害者にな
って初めて気づく人が多い。そんな時、どうしたらい
いのだろう。

▲やまねこの仲間たち、ちの男女共生ネットは、
「#Me Too、#We Too」の勉強会を開きます。

セクハラ・性暴力の実態はどうなの?被害者支援体制
うなってるの?何が求められているの?

4月22日(日) 午後1時半~4時半
会場:茅野市家庭教育センター
391-0002 長野県茅野市塚原1丁目9−16
問合せ: 0266-71-6633(ちの男女共生ネット) 
参加費:300円(会員無料)

「これでは 女子は 羽ばたけない
Me Too私たちの身近で起こるセクハラ・性暴力!
――#We Too被害者、加害者、傍観者にならない」

講師は三隅順子さん。被害者の側に立って支援をし、
支援する看護師さんを養成する頼もしい女性。
 
三隅順子さん。1965年生まれ。千葉大看護学博士。
助産師として長野日赤での勤務歴があります。現在、
東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科講師。家
族は夫婦別姓パートナーと5人の子。

20代の頃友人のDV被害体験に遭遇。日本の支援体制
が整っていないことを知り研修などで学ぶように。
その後、NPO女性の安全と健康のための支援教育セン
ターで性暴力被害者支援看護師養成講座を担当する
など活動を開始。

ちの男女共生ネットの仲間たちが勉強会の準備をする
うち、アンテナ高い仲間から連絡がありました。

現在書店に並んでいる『婦人公論』3/27号にこんな記事
が出てるよ!

「ハリウッド発のセクハラ撲滅運動
座談会 なぜ日本では「#Me Too」が広まらないのか」

やまねこは早速書店で買い求めました。
私たちの活動に、うってつけ、ドンピシャの記事だった!

こり:うひょ~!

記事を読み、これはいいと思った箇所を、書き出してみ
ます。全部で5ページの記事の内横線を引きたいところ。

こり:少~し長いけど、あっという間に読めるよ!終わ
りまで読んでね。こりが出てくるよ。

▲座談会:出席者
奈良橋陽子(キャスティングディレクター)、
ハリー杉山(タレント)、
小島慶子(タレント、エッセイスト)

前置き:アメリカ映画界の著名プロデューサーが多数の
女性たちに対してセクシャルハラスメントを働いていた
ことが明らかになった。昨年2017年秋のこと。女優
アリッサ・ミラノが「私も、と声をあげよう」とツイッ
ターで呼びかけた。これが「# Me Too、私も」運動の始
まりだった。同じような被害を受けていた女性たちがツ
イッターで「Me Too、私も!」と声をあげる。動きは世
界中に広がっていった。ところがこの日本では、声を上
げることはまだ社会的な動きにはなっていない。なぜだ
ろう。

こうした運動がなぜ、ハリウッドで起きたと考えますか?
奈良橋:ハリウッドは大変特殊な場所で、ここで有名に
なることは、世界中で有名になることを意味している。
だから生き残りをかけた闘い、権力闘争が一般社会の比
ではない。だから決定権をもった者に対して一俳優、一
スタッフはとても声をあげることができない。

奈良橋:こういうことがおきたのは、男女問わず、皆が
無言を通したいという考えだったから。

小島:残念なのは、これが反男性運動だと勘違いしてい
る人がいること。そうではなく、ハラスメントに対する
NO、暴力に対するNOを突きつけているのだ。

ハリー:11歳からイギリスの学校に通った。週一回、
性感染症やエイズ、ドラッグの危険性やセクシュアルハ
ラスメントについての授業があった。日本でも若い時か
らもう少し敏感にアンテナを働かせる機会を作るべき。

奈良橋:日本の演劇学校に通っていた19歳の時、高名
な演出家に「俺と一緒に過ごせば役をやる」と言われた
ことがある。
気が弱かったり、きっぱり断れなくて泣き寝入りする人
もたくさんいると思います。今回のように大勢の人が賛
成するムーブメントになれば、声を出せるようになる。
「許しがたいことをされた時、黙っていてはいけません」

小島:力の差があるところには、本人に意図がなくても
ハラスメントは発生しうる。そのことに、力を持つ立場
の人が自覚することは大事ですよね。

小島:イギリスの警察が2015年に公開した動画。「性的
なことはお茶と同じ。飲みたいと言ってない人に、無理
矢理飲ませてはいけないし、飲みかけでもやめるといい。

小島:相手の合意があったうえでのみ、身体的接触は成
立しうるということは基本中の基本。

ハリー:「#Me Too」のムーブメントを見たとき、これは
日本で広がるだろうかと思った。詩織さんのことを、BBC
フィガロ、ルモンドなど世界的有力メディアが大々的に取
り上げている中、日本のマスコミはなかなか触れなかった。
なぜ日本で広がらないかを、海外メディアが取り上げた。

奈良橋:教育の段階から、ただ黙って受け入れるだけの姿
勢を少しずつ変えていかなければいけないと思う。
 
小島:仏女優、カトリーヌ・ドヌーヴは「レイプは犯罪だ
が、口説いただけででもセクハラだと訴えられるのは行き
過ぎだ」と主張した。この発言はバッシングされた。けれ
ど、「#Me Too」をめぐって女性が分断されること。それは
不毛で、誰のためにもならない。

ハリー:被害者は女性だけじゃないんですよね。イギリス
の男子校の寮では、入寮初日に儀式的なハラスメントみた
いなことをされた。ところが自分が最上級生になったとき、
それが廃止されていた。「俺はやられてのになんでしない
んだよ」と思った。けれど、20年たって、あの時の自分
は恥ずかしいと思う。

小島:そこが多分男性が「#Me Too」に対して発言しにくい
部分ですね。自分もやる側に立ったことがあるから。男の
子同士でふざけてパンツを脱がせて大笑いしたなとか、そ
んな経験を誰でもしてる。

小島:聖人君子しかハラスメントについての意見を述べる
ことができない。こんなんだとしたらほとんどの人はモノ
を言えなくなります。「今まで見て見ぬふりをしてきた私
たちが変わろう」ということが重要だと思う。

ハリー:「イネイブラー」という言葉があります。可能な
らしめる人。これは何もしないことで、結果的にハラスメ
ントに協力してる人たち。たとえばアメリカ体操協会の元
医師、ラリー・ナサールが女性選手にセクハラをしていた
件では、彼の行動を黙認していた関係者がけっこういたと
言われています。指摘すると自分の社会的地位が揺らぐの
で、見て見ぬふりをする。そこにも罪はある。

ハラスメントに寛容な文化にNO
小島:女性が性的被害を告発すると、必ず「女性にも非が
ある」と責める人が出てきます。詩織さんの場合も、売名
行為だといわれるなどさまざまなバッシングを受けている。
彼女の提言で重要なのは、性暴力の支援体制の整備。たと
えば今晩、帰り道で自分が性的な被害にあったとしても、
日本ではきちんとした支援を受けられる制度がない。そん
な国でいいのかという問題提起ですね。

ハリー:その通りです。少なくとも専用電話で24時間対
応することは絶対必要です。ちゃんと女性の係員に相談で
きて、男性の警察官の前で、セカンドレイプのようなかで
何度も事件時の状況を再現させられることのないようにす
るのは、必須だと思う。イギリスではそういう制度が整っ
ています。

小島:スウェーデンにも、24時間、性別にかかわらず被
害に遭ったら駆け込めるレイプ緊急センターのようなとこ
ろがあるそうです。日本でもそのような、レイプキット
(証拠採取のための道具一式)を備えた医療機関を各自治
体に作る必要がありますね。

奈良橋:アメリカ、国連でもホットラインができています。
最近ではアメリカのシネマコンプレックスでもホットライ
ンを紹介しています。そこでは同性によるセクハラ、未成
年者の相談にも乗ってくれます。

小島:日本では性暴力の被害件数が少ないと言われていま
すが、実際に被害が少ないというより、声をあげられず泣
き寝入りする人が多いとの指摘もあります。

小島:詩織さんは、被害に遭った人が支援もなく置き去り
にされている現実を知ってほしいと、書作の中でも述べて
いますね。制度の不備だけでなく、性暴力被害について女
性が語ることがタブー視されていることも、泣き寝入りを
ふやす原因になっていると思います。

奈良橋:日本でなぜそれができないかというと、教育のほ
か、文化のせいもあると思うのです。女性は我慢すること
が美徳という風潮があって、これが問題。

ハリー:僕もそう思います。日本の文化は、忍耐というも
のをある意味、美化しすぎている。でも理不尽に対して声
を上げるのは、社会のためにも大事なこと。ところが日本
ではそうやって注目されると、被害者がまるで加害者みた
いに扱われることもある。

小島:日本はテレビの世界でも、女性の役割って「ニコニ
コしてる若くて可愛い女性」か「毒舌なおばさん」のどち
らかで、中間がない。オーストラリアの女性キャスターは
首相相手に話をしていても、必要があれば相手をさえぎっ
て自分がしゃべります。でも日本ではそれをやると生意気
だとか失礼だとか言われて叩かれる。家の中でも学校でも、
自分の言いたいことを主張し、意見の違う人と正面から議
論する女性を見る機会が本当に少ない。

ハリー:おっしゃる通りです。女性でも主張するべきこと
は主張できるような社会にするためには何が必要だと思い
ますか?

小島:まず「耐えてなんぼ」という、ハラスメントに寛容
な文化にNOということが大事だと思います。人権を尊重す
るとはどういうことかを考える習慣をつけること。子ども
たちに、「あなたはNOと言っていい」「他者への敬意を」
と教えることから世の中が変わると思います。

奈良橋:「#Me Too」をきっかけに、私たちは「聞く」力の
大切さを知ったと思います。声をあげることのっできない人
たちをどうやって支援してゆくか。いかに勇気をもって不正
をただす発言をし、行動してゆくかこれからの日本の子ども
たちにとって大事なことなのだと考えます。そして私たちは
彼らを、人間の権利、尊厳、生命そのものを尊重できるよう
な大人に育ててゆく責任があると思います。
(以上、要約終)

▲これを読むと、「性暴力」に立ち向かうことが、何も特別
なことではないことが分かるよね。

自分の人権を大事にすること。そのことを、若い世代、子ど
もたちに伝えてゆくこと。

いまだに、女は自分の意見が言えない社会。これが私たちの
生きる社会です。
発言すると非難される。曖昧に笑ってすませる。それが無難
である。

このような社会はイヤだ!発言する人々を非難することをや
めよう!

こり:ちの男女共生ネットの中で、このことが、実行できた
らいいだろうね!

やまねこ:今「森友問題」という名で、この国に恐ろしい政
治腐敗が起こっている。セクハラ・性暴力を許さない姿勢は、
政権の横暴を見逃さない姿勢と同じなんだ。

こり:終わりまで読んでくださってありがとう。
   どう思った? 

やまねこ:よろしかったら、コメント、やまねこへのメール
を送ってくださいますようにお願いします。


こりでした。
うらおもて・やまねこでした。


2018年3月30日金曜日

やまねこ通信391号 朝イチ「なくならない!セクハラ」、# Me Too勉強会


@@@やまねこ通信391号@@@

朝イチ「なくならない!セクハラ」、# Me Too勉強会


▲NHK朝8時連続テレビ小説の後のワイド番組「朝イチ」。
有働由美子とイノッチ、それにヤナギーの3人がレギュラ
ーキャスター。好感度の高い3人が3月で交代。残念だ!

だからすべて過去形で書かねば。
朝イチでは「女性リアル」というテーマが見逃せなかった。
女性×働く、働く女のもやもや、子どもをもたない生き方、
セックスレス、生理痛、尿漏れ・・・

女たちの身体の悩み、若い時、更年期、高齢になってから、
様々な困り事、人前で言いにくいことを、どしどし取り上
げてきた。勇気を持って取り上げた制作スタッフは立派。

それにもまして、有働由美子はじめキャスター3人は好感
度が高かった。この好感度、いったいどこから来るのだろう。

それはテーマに対するキャスターの当事者性だったと思う。
悩みを抱えるゲストたち、あるいはその人々を受け入れる仕
事のゲストたちが登場する。

そこで有働さんは、さりげなく、語りかけていた。
「わたしも同じ悩みがあるの。もっともっと困ってるのよ!」

語られる悩みに対し、朝イチキャスター3人は共感を寄せる
力が高かった。この共感の力が好感度の理由だったとやまね
こは思っている。

▲この朝イチで、「なくならない!セクハラ被害」を放送した。

ある日女性の勤務する会社で、男性上司がブラジャーを触って
きた。初めはびっくりして、声も出なかった。
思い切って声を出した。「やめてください!」
ところが相手はやめない。

女性は同僚と相談し社長に伝えた。
「お前が派手だから悪いんだ」
社長は女性を非難した。
その後、経理の男性が何も言わず、女性の元におカネを置いて
いった。

まもなく、被害者の女性が恐喝して金を要求したとの噂が職場
に広がる。思いかけぬ展開に、女性は心が痛みとても耐え切れ
なくなった。欠勤が続いた。
やがて彼女は会社をクビになった。

やまねこはこのケースを聞いて珍しい話とは思わなかった。
セクハラ被害はどこにもあり、被害者が声を上げたとたん、あ
っというまに加害者にされてしまうのだ。

なぜだろう?
会社の男性同僚たちの空気はこうである。
笑ってりゃいいのに。男の振る舞いにいちいち目くじら立てた
ら会社にいられないよ。仕事できる女は、上手にかわすんだ。
女性の同僚からも、「そのくらい何てことないよ」「うちの会
社はしょうがないのよ!」

こんな非難も。
「女性たるもの、社長に正論をぶつけてはいけない」。
女は一歩退いて、黙ってたほうがいい。笑ってりゃいいのよ。
おとなしくしてたほうが得なのよ。

▲けれど、「女性たるもの、社長に正論をぶつけてはいけない」
と言われたとき、こう切り返すことができる。

「あなたにも、娘がいるでしょう?」
「うちの娘は、こんなことにはならない」と社長。
それは違うんですよ。ほら。

ここで、次の文書を見せるといい。
「セクハラする人は、会社でエライ人、信頼されている人、家に
は妻がいて、幸福な家庭生活を送っている人、こんな人が、セ
クハラの加害者なんです」。

この文章は米国のセクハラ対応テキストの冒頭に書いてあるという。
学校の良い先生も、スポーツクラブの理解あるコーチも、セクハ
ラ加害者の可能性があるんだ。

このことが朝イチで、しっかり伝えられたのです。
さらに、クビになったケースは、弁護士を立てて訴訟を起こせば、
必ず勝利できることも。

▲男同士が、「おまえ、それまずいよ」と促すのが最も効果的である。

男性で、セクハラ性暴力を嫌って非難する方々は少なくない。やまね
この知人友人に何人もいます。

セクハラ・性暴力防止活動は、男性を非難する活動ではありません。

▲さて、やまねこたちの仲間、ちの男女共生ネットは、セクハラ・性
暴力を防止するための勉強会を開きます。

第26回ちの男女共生ネット勉強会

これでは 女子は 羽ばたけない
Me Too私たちの身近で起こるセクハラ・性暴力!
――#We Too被害者、加害者、傍観者にならない

学校で地域で通学通勤の電車、職場で、身近な相手からの不愉快な体
験。家庭の中の「魂の殺人」。若い女性だけ?いいえ、子ども、高齢
者、男性、LGBTも。被害者はどうやって声をあげたらいいの?被害実
態、被害者受け容れ態勢、私たちにできることをまなぶ講演会を開き
ます。「詩織さんは私たち」。

スゴイ講師が見つかりました。

講師:三隅順子さん 

1965年生まれ。千葉大看護学博士。長野日赤にて助産師勤務歴あり。
20代の頃友人のDV被害体験に遭遇。日本の支援体制が整っていないこ
とを知り研修などで学ぶように。その後、NPO女性の安全と健康のため
の支援教育センターで性暴力被害者支援看護師養成講座を担当するなど
活動を開始。家族は夫婦別姓パートナーと5人の子。現在、東京医科歯
科大学大学院保健衛生学研究科講師。


茅野市茅野市教委後援、

4月22日(日)  午後1時半~4時半
会場:茅野市家庭教育センター
391-0002 長野県茅野市塚原1丁目9−16
問合せ: 0266-71-6633(ちの男女共生ネット) 
参加費:300円(会員無料)
主催:ちの男女共生ネット

以上。


こり:20171019日木曜日が最後だったね。年の瀬も、正月もぜん
ぜん発信してないよ。ダメじゃん!まだFacebookに行きっきり?

やまねこ:こめん、ごめん。こりは知ってるよね。やまねこは中毒に
かかるのよ。もはやFacebook依存症。

こり:引き込まれるとそれまでの風景をケロリ忘れ、どこかに消えて
しまう。これまでやまねこは同じこと何度もした。



こりでした。
うらおもて・やまねこでした。

2017年10月20日金曜日

やまねこ通信390号ジェンダー差別を黙認すると戦争が始まるぞ。衆院選挙投票の前に!

@@@やまねこ通信390号@@@
ジェンダー差別を黙認すると戦争が始まるぞ。
衆院選挙投票の前に!

ジェンダー差別を黙認すると戦争が始まる!
女性差別に気づかぬ男性は、格差社会、雇用格差に
ついて語るな!

「選挙で忙しいのに、ジェンダーなんて言わないで
くれ!」オジさん社会からこんな声が聞かれそうです。

「「若い」「女性」には、政治の世界は任せられませ
んか?」

若いママが選挙活動する中、このように叫ばなくては
ならない眼差しが投げられています。

脱原発、9条を守る護憲集団リベラルに括られる中に、
男性中心の「オジさん社会」の考えのまま、エラそう
に演説をぶつ男性が多いのです。

「女、女というな。社会全体が改まれば、女だって良
くなるんだ!社会が豊かになれば、あるいは革命の暁
には(もう終わってるけど)!」。こうしたホンネが、
これら男性の腹には宿っているのです。

あ、長野4区の反自公勢力は、候補者が女性だったぞ!
どれほどの人が、この意味に気づいているのか?

▲こんなことを見聞きしませんか?妻の就職に夫や夫
の実家が反対。家事育児を担う女性はキャリアを中途
であきらめる。母がひとりで働いている。高校進学の
時、姉娘は母の苦労を見かねて定時制高校に進学。弟
に全日制に行かせ大学にも行かせようとの気持ちだっ
た。ところが、就職した会社で、学歴差別に出会う。
定時制の女子は正規雇用に入れず、夜間の勤務を余儀
なくされカラダを壊し退職する。昼間の高校を出た女
子は正規雇用で組合に守ってもらえたのだが・・・

DVを働く夫から離れたくても難しい。「命の危険を感
じる程度の暴力」DVを受けている女性、全国に180
万人。

あまりにも見慣れた光景だろうか?

▲「安倍政権300議席の勝利」、との選挙予測が新
聞にデカデカ躍っています。だとしたら、現在の男女
平等をめざしていた社会から、男女不平等社会をめざ
す「改憲草案」が実現する道に、一歩足を踏み出すこ
とでしょう!

今後、「男は男らしく」、「女は男に従順に」との軍
事国家へと日本を作り変える構想が着々表面化するで
しょう。
男性は家長に。「国を守るということは、自分の家族
を守ることである」。女性は男性の補助役に。

▲自民党の改憲草案では、「婚姻・家族における両性
平等の見直し」「社会保障を支える国民の義務」が原
則になります。
この10数年、「ジェンダーバッシング」が全国で吹
き荒れました。「ジェンダーフリー」と語りそうな講
師の講演会に公的会場を貸さない事件などが。

さらに性暴力の加害者被害者を産まないためになされ
てきた性教育。ところが「寝た子を起こすな」と日本
会議所属の国会議員(山谷えり子等)から反対が。

これらは改憲草案24条の先取りといえるでしょう。
9条があるにもかかわらず、「集団的自衛権」「国際
貢献」(自衛隊の海外派遣)が、閣議決定されたと同
様です。

▲「失って初めてわかる、男女平等・ジェンダー平等!
」ちの男女共生ネット・第24会勉強会(10月28日
(土)午後、茅野市家庭教育センター2階)。
男女差別・ジェンダー差別とはなにか?家族で、学校
で、地域社会で。この国の男女平等・ジェンダー平等は、
何によって支えられてきたのか?>

 第1部
そもそもジェンダーって?  菊地 栄
 教育とジェンダー格差    長島 環
 男女共生と私のジレンマ   小林美和
 第2部:<憲法勉強会> 
 憲法は男女平等         藤瀬恭子

時:10月28日(土)午後1時半~4時半。
所:茅野市家庭教育センター2階。
  (こり:会場がいつもと違いますよ~)

ちの男女共生ネットの、ピッカピカの仲間たちが報告を
します。どうかお楽しみに!

やまねこは、ジェンダー差別撤廃活動に対するバッシン
グがどんなものであり、その推進者はどんな背景をもつ
のかについてお話します。

▲次は毎日新聞のコラム紹介。
途上国の女の子5人に1人は「女の子だから必要ない」
などの理由で初等教育を終了できない。15~19歳で
出産する女性が年1400万人いる。国連児童基金の調
査。男性と等しく教育を受け、社会に参加して発言し、
政治や経済、学術などの分野でリーダとなれば、世界に
もっとたような視点が広がるだろう。差別や貧困などの
問題を解決に導く大きな力となるだろう。

国連は11日を「国際ガールズ・デー」と定めた。今年
6回目だ。ネパールのラージクマリさんは、日本の女性
について語りかける。
「恵まれた環境を生かし手にしている権利を使い、あなた
の夢をかなえてください」。
ところが、絶対的貧困から抜け出している多数の日本女性
たちは、果たして恵まれているだろうか?手にしている権
利に気づいているだろうか?(Facebookやまねこの投稿)

▲毎日新聞10月11日(水)「女の子だから」と……
=中村秀明
<sui-setsu>
 
 先日会ったネパールのラージクマリさん(23)は、機
会を求めながら果たせない少女時代を送った。
 母と兄弟姉の5人暮らしだったが、小学校には行けず、
9歳で「カムラリ」と呼ばれる住み込みの家事労働を始め
た。料理以外はすべてやらされ、雇い主の子の通学時はか
ばん持ちまでさせられた。3年後に家に戻り、ようやく学
校に通い始めた。

 17歳でまたカムラリになる。ある金持ちが「大学に行
かせてあげる」と言ってくれたからだ。1年働いたが、約
束は口だけだった。
 その後、民間の支援組織に自ら直接連絡し、その援助で
医療補佐の専門課程を学んだ。今は公務員採用試験の結果
を待っている。

 世界を見渡せば、彼女は特殊な境遇ではない。国連児童
基金によると、途上国の女の子の5人に1人は「女の子だ
から必要ない」などの理由で初等教育を修了できない。そ
して、15~19歳で出産する女性が年1400万人いる。

 もし、男性と等しく教育を受け、社会に参加して発言し、
政治や経済、学術などの分野でリーダーとなれば、何が起
きるか。世界にもっと多様な視点と手法が広がり、差別や
貧困などの問題を解決に導く大きな力となるだろう。

 こうした考えから国連が、11日を「国際ガールズ・デ
ー」に定めた。今年で6回目だ。ラージクマリさんは関連
行事を企画した支援団体のプラン・インターナショナル・
ジャパンが招き、来日した。

 自らについて話した彼女は最後に日本の女性に向けて語
りかけた。
 「恵まれた環境を生かし手にしている権利を使い、あな
たの夢をかなえてください」
 「ありがとう」や「支援をもっと」ではなかった。より
多くの女の子に公平な機会がもたらされ、世界を変えてい
く力となる方法について彼女が学び、考えたことなのだろ
う。それはすでに権利を手にした人たち、先を進む人たち
の意識や行動が大切なのだという訴えだった。(論説委員)
https://mainichi.jp/articles/20171011/ddm/007/070/162000c


こりでした。「今日は、やまねこ通信、二日連続だったね!」

うらおもて・やまねこでした。「これからも・・・」

2017年10月19日木曜日

やまねこ通信389:「失って初めてわかる、男女平等・ジェンダー平等」10月28日午後1時半

@@@やまねこ通信389号@@@
「失って初めてわかる、男女平等・ジェンダー平等」
10月28日午後1時半より

こり:解散総選挙の最中だね。
やまねこ:自公政権が300議席を取るとの予測が
公示直後に出たからがっかりしたけど。

けれど、安倍首相続投に賛成する:34%、
反対だ:51%なんだ。

枝野新党・立憲民主党の支持率が日を追って高まっ
てる!
10月17日朝日世論調査、比例区投票先は、自民
党が34%(10日前よりマイナス1ポイント)
立憲民主党が13%(同プラス6ポイント)。
希望の党11%(同マイナス1ポイント)より支持
率高くなった!
比例区社民党、日本共産党も忘れないでくださいね。

こりは投票相手決めたの?
こり:好きな候補者いないんだもん!
やまねこ:選挙は「好きな候補者」に投票する機会
ではないのよ。AKB48の総選挙と違うんだ。
落としたい候補者、最悪の候補者、長野県だったら
エラそうな顔してる長靴議員みたいなヒト。埼玉な
ら「このはげ~!」の女性議員。こんな最悪の議員
を落とすには、誰に投票したらいいかなと考える。
こり:すると、全然、好きじゃないけど悪い方から
2番目の議員に投票するのか~!(´;ω;`)
やまねこ:そうなんだ。これを「戦略的投票」と呼
んでるよ。昔から選挙ってそうだった。

▲さて、ちの男女共生ネットの勉強会が来週土曜日
に近づきました。
今回は「失って初めてわかる、男女平等・ジェンダ
ー平等」とのテーマ。
男女差別・ジェンダー差別とはなにか?家族で、
学校で、地域社会で。この国の男女平等・ジェンダ
ー平等は、何によって支えられてきたのか?>

 第1部
そもそもジェンダーって?  菊地 栄
 教育とジェンダー格差    長島 環
 男女共生と私のジレンマ   小林美和
 第2部:<憲法勉強会> 
 憲法は男女平等         藤瀬恭子

時:10月28日(土)午後1時半~4時半。
所:茅野市家庭教育センター2階。
  (こり:会場がいつもと違いますよ~)

こり:報告する仲間は、今、準備中なんだろうね。

やまねこも準備中。
ジェンダー差別のテーマで、気になる記事を、次に
紹介します。

▲サウジアラビアで女性の運転がOKに。「運転は卵巣
や骨盤に悪影響を与える」などとイスラム聖職者が。
笑ってはいけない。日本でも女子は専門職に向いてい
ないともっともらしく語られていた。

女は毎日の家庭での食事を作ることはできるが、専門
の調理人の能力はない。調理人は男しかなれない。専
門家である調理師であれ仕立て屋であれ、男性しない
ないから。このように、女と男は生まれつき能力が違
うように言われていた。子ども時代からやまねこは何
度も聞かされてたよ。

ところがなのだ。問題は、男性に生まれつき能力があ
るないではないのだ。調理師、仕立て屋などの職人の
世界、徒弟奉公とギルドの世界には、西欧でも日本で
も、女性は入ることが禁止されていたのだ。

こうした女性に対する社会的禁止・差別をジェンダー
差別と呼んでいる。ジェンダーとは、社会的歴史的な
性別である。生殖のための身体の性別はセックスとい
う。

次は毎日新聞10月14日の記事です。
▲ アバヤという黒いコートをまとったサウジアラビ
アの女性が車のハンドルを握っている。助手席のひげ
の男性が「どこへ行くんだ」と尋ねると、女性は答え
る。「21世紀よ」

 米紙ニューヨーク・タイムズ(国際版)の政治漫画
である。サウジで女性の運転が解禁されたことを機に、
同国の前近代性を皮肉ったのだろう。助手席の男性が
どことなくサルマン国王に似ているのがミソらしい。

 この超保守的な国に行かれた読者は多くあるまい。
イスラムの聖地メッカとメディナを擁し人々は性格温
和、社会は静謐(せいひつ)という表現がぴったりだ
が、女性の権利には大いに問題がある。

 その一つが運転免許だ。「運転は卵巣や骨盤に悪影
響を与える」などとイスラム聖職者が言ったりして長
い間、女性にはご法度だった。要は女性が自由に動い
ては困るのだろう。

 転機が訪れたのは1990年8月。イラク軍に侵攻
・占領されたクウェートの女性たちが、隣国サウジへ
車を運転して逃げてきたのだ。
 イラクの占領(湾岸危機)とは別の大事件だった。
サウジのある王女は「運転が許されるクウェートの女
性たちを見て、私はわくわくすると共にねたましさも
感じた。西洋の女性はこの気持ちを理解できまい」と
語り、男性支配(male mastery)が重く
のしかかるサウジの社会を嘆いた。王女の聞き書きを
本にしたJ・サッソンの「プリンセス」の一節である。

 3カ月後(同年11月)、また事件が起きる。サウ
ジの首都リヤドで約70人の女性が数十台の車を連ね
てデモ行進した。外国で取得した免許証の保持者である。
 
「イスラムは女性の運転を禁じていない」。彼女た
ちの訴えはもっともだったが、当局は宗教令(ファト
ワ)で女性の運転を正式に禁じ、デモ参加者を処罰し
た。サウジにいられなくなり外国へ出た女性も多かった。

 私はその一人と米国で接触を試みて土壇場でキャン
ルされたことがある。周囲の監視も厳しいようだ。

 その後も同様のデモが起きたが、2011年の場合は
政府が女性たちへの処罰(むち打ち10回)を猶予する
など柔軟姿勢に転じた。そしてサルマン国王は先月26
日、女性の運転を認める勅令を発布したのである。

 サウジと縁浅からぬ私もうれしいが、女性の権利拡大
はイスラム社会をより豊かで多層的なものにし、過激派
の暴走の抑制にもつながるのではないか。その意味でも
喜ばしい改革だと思う。(専門編集委員)

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