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2017年4月17日月曜日

やまねこ通信377号:丸岡秀子が語る、憲法が「希望のバイブル」だった頃

@@@やまねこ通信377号@@@
丸岡秀子が語る、憲法が「希望のバイブル」だった頃

やまねこの仲間たち、ちの男女共生ネットは4月
22日(土)茅野市ひとまちプラザ1Fで勉強会を
開く。「私の好きな憲法」のテーマ。

目下、何人もの方々が、400字作文と5分トーク
の作成に努めておられる最中。今思うこと、短くて
もいいんです、寸鉄の言葉を繰り出してくださいね。

▲東アジア情勢不安定の中、ミサイルが隣国から発
せられる懸念を抱えて、この国の政府はそれを潮時
にするかのように、戦争を準備する法案、テロ等準
備罪など、審議は形式ばかり、国民への説明を軽視
してどしどし通そうとしている。

この中、子どもを育てているママたち、パパたちは、
いったい何を思うのだろう?
率直な気持ちを語ってくださいね!!

こり:お願いします。みなさん・・・

▲やまねこは丸岡秀子が憲法について幾度も語った
ことが気になっている。丸岡秀子は信州臼田の生ま
れ。農村女性の実態調査の研究、『日本農村婦人問
題』を1937年34歳で刊行。戦後は女性の問題、
民主教育、農村の民主化について多数の著作を発表
した。母親大会の主催者のひとりでもあった。

自伝小説『ひとすじの道』が広く読まれた。
ちの男女共生ネットの発会の折、その映画版『映画
・ひとすじの道』を上映し、討論した。これが第1
回の勉強会であった。丸岡秀子は、ちの男女共生ネ
ットの産みの母、ロールモデルである。

▲下諏訪図書館は丸岡秀子の本を多数所蔵している。
2階の閉架に丸岡秀子評論集があった。カウンター
で受け取って閲覧室に。

窓際の細長いテーブルに6冊積み上げ、次々流し読
み。広々して何もないテーブルだと仕事の捗りが早い。
2冊を借り出すことにした。

第1巻『いのちへの責任』第4巻『独りを怖れず』の
2冊。どちらも初出が60年70年代の文章を集めた
ものである。

こり:そろそろ本題に入って欲しいよ。

▲了解。
それでは、ちの男女共生ネットの産みの母丸岡秀子に、
戦後の憲法がどんなに素晴らしい「希望のバイブル」
だったかを、語ってもらうことにしよう。

「何を頼りに生きるか」
「原理や価値観の多様化が、よくいわれるようになっ
た。状況にからんで、とくに国際情勢の変転の激しさ
のためもあるのだろうが、もやや、これまでの単一の
原理や価値観では理解できないというものが、その根
底にあるように思われる。
(中略)

「だが、いくら多様化といっても、たとえば家制度の
もとでの価値観と、人権社会での価値観を等位におい
て肯定するわけにはゆかない。いわゆるタテ社会での
原理と、ヨコ社会の原理を、多様化肯定のもとで、一
緒に肯定するわけにはゆかないと思う。
(中略)

「いま、いろいろな会合に出て、若い主婦y母親たちと
話し合ってみるとき、わたしに、するどく迫る何もの
かがある。それは、人間としてどう生きるか、生きな
ければならないか、という問題である。

 するとわたしは昭和20年から、3、4年のあいだ
の状況を思い出す。ことに昭和23年11月は、米穀
類の配給が、全国平均で、28日間という最高遅配を
記録し、砂糖の配給が、なんと20日間分あった。そ
れを背負って、さつま芋との交換に出歩いたものだった。

 小学生の息子のおべんとう箱は、高粱のおだんごだ
ったことも忘れていない。どこの子も「母さん、おな
かがすいたよう」と、よく泣いたものだった。

「戦後といっても、生活はまだ戦時中との連続であっ
たが、しかし半面、精神の高揚があった。いうまでも
なく、新憲法、平和憲法があった。みんながこの旗を
高く掲げて生き生きとした表情を一つにした。

 それは、そのはずである。物的資源であったこれま
での人間の生命が、一人ひとりのかけがえのない生命
として回復し、また、その平等が保証されたからだった。

 これこそ、敗戦後の日本人が生きる上での、新しい
価値基準であり、希望のバイブルだったからである。
当時、現役の母親だったわたしたちは、この新憲法11
章、103条をむさぼるように読んだものだった。

家庭で、地域で、これらの条章を具体的に生活の中
に根付かせることこそ、“お腹がすいたよう”
と泣きながらこらえて育った子どもたちに対する大人
の責任と考えたからだった。(以上)
(初出:1978年8月8日「四国新聞」掲載)

▲以上、丸岡秀子の評論を引用しました。
戦争が終わっても人々の暮らしは厳しかった。けれど
人々には希望があった。それが憲法だった。

これほどにも輝かしい「希望のバイブル」だった憲法。
ところが、70年後の今日では、暮らしから遠いもの
と思われ、忘れられている。
この頃、「お腹がすいたよう」と泣きながら育った子
どもたちは豊かな社会の担い手となり今では80代を
迎えている。

この文章が書かれてから約40年後の今、格差社会が
進み、子どもの貧困が厳しさを増して、「お腹がすい
たよう」と訴えることもできない子どもたちが増えて
いることが語られる。

そこに生きる大人たちは、憲法に定められた基本的人
権で自分が守られていることに気づいているだろうか?
男女平等、議会民主主義は、戦後の日本国憲法がもた
らしたものであることに気づいているだろうか?

こり:「希望のバイブル」だったのか。憲法が!こん
なことを語りあう勉強会になるといいね!
みなさん、お疲れ様でした。


こりでした。

うらおもて・やまねこでした。

2017年4月4日火曜日

やまねこ通信376号:水野スウさんが教育勅語について語る、「変だな」と思ったら口に出そう、広がってゆく女たちの輪・・・

@@@やまねこ通信376号@@@

水野スウさんが教育勅語について語る、「変だな」と思ったら口に出そう、広がってゆく女たちの輪・・・

水野スウさんは『わたしとあなたのけんぽうBook
を書いた。
「紅茶の時間」という名の版元から2015年に出
た600円の本。

スウさんのこの本が、女たちの間で静かに読みつが
れていることは岡谷の恵子さんから知らされた。

スウさんは、石川県津幡という町で、自宅にカフェ
を開いている。そのわけは・・・

「今の安倍政権になってから心がザワザワすること
があまりに多くて、知りたいことがいっぱいありす
ぎて、平日の午後でたとえ人がそう集まらなくても
いい、来れる人とだけでも、これをみたい、聞きた
い、語り合いたい、切実にそう思う日が増えてきた
からです」。

これは同感だね~。
こう思うとき、FBに投稿したりすることの多いやま
ねこだが。

週一くらいで集まれる人が語り合える場所。うらや
ましいような話である。

こり:やまねこたちも、今、読書会を開いてるでしょ。

そこでスウさんは、安倍政権下で進められてゆく、
集団的自衛権、積極的平和主義、特定秘密保護法など
について、仲間と語り合い、じっくり考えていった。

▲「わたしの12条宣言」
憲法12条
「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の
不断の努力によって、これを保持しなければならない」

スウさんはこの12条に注目します。

「私たちの自由や権利は、ほかから奪われたりおかさ
れたりしないもの。だけども、そう書いてあるからと
いって、憲法にまかせっきり、ってわけに、実はいか
ないんだ。

そもそも憲法は、国という権力を縛るためにつくられ
たもの。縛られる側は、それが不自由だから、なんと
かそれをゆるめようと、たえずチャンスをさぐっている。

だからこそ、私たちは国がすることを、いつだってちゃ
んとよく見張ってなきゃいけない。国が私たちの権利
をないがしろにする時、おかしなことをしようとした時、
はっきり声に出して、おかしい、いやです、って意思表
示しなきゃなんない。国と私たちの、おしくらまんじゅ
うが必要なんだ。

このようにすることで、私たちの自由や権利は、はじめ
てやっとこ保たれる。不断の努力を普段からする、って
ことが、きっと12条の本質なんだ」。

スウさんの思索する力がじっくり伝わります。
憲法を読み自分の言葉でしっかり考え、仲間と対話をし
てゆくと見えてくるものがある。
このことに女たちが気づきました。

12条の力がさらにさらに多くの女たちに伝わったら、
この国は今のままでは済まない。

イデオロギーの声高な叫びとは程遠いところでの、静か
な集まりと語りと思索。この姿勢にやまねこは大きな感
銘を受けました。

昨年、10月の勉強会「保育園問題」の時、水野スウさ
んの本をめぐって、「憲法の報告」とチラシに書いた。

するとママたちが「よし、参加しよう」と思ってくれた
のだ。
こんな話をかほりさんから聞いた。

このスウさんが、教育勅語を容認する勢力の不気味さに
ついて語っています。

塩尻の裕美さんは、昨年の参院選の選挙活動の中出会った
頼もしい仲間。裕美さんが、今朝FBに、水野スウさんの文
章を投稿しました。

「教育勅語を、道徳の教材としてつかうことまで否定す
るものではない、と、閣議決定した内閣の答弁書。

親孝行とか兄弟仲良くとか、いいこともいってるではない
か、と菅官房長官が答えていた。

いやいや、そういうことなら、教育勅語をつかわなくても
教えられるでしょ。
木じゃなくて、森をみなくちゃ。...

教育勅語のいちばんの本質は、いったんことあらばすすん
でその身を天皇の為に捧げよ、です。

日清戦争の年に生まれた父。その4年前に明治憲法と教育
勅語がだされている。

だからこそ、20歳の徴兵検査で丙となり、兵役免除を非
常に屈辱的に感じた父がいたのです。

明治政府のここんとこの英訳がすごくわかりやすい。
should emergency arise, offer yourselves courageously
 to the State.
(緊急の一大事が起きた時は、勇気をもって、あなた自身
の身をこの国に差しだすべし)

ここを隠して、親孝行のとこだけ示すのは、ずるいやりか
たです。

そして、これは、教育勅語による教育をよし、とする人た
ちが、今現在、いっぱいいることのあらわれです。

だからこそ、その人たちが応援して、森友学園があそこま
でいけた。
豊中市議さんが追求しなかったら、もうあの小学校は開校
していた。

政府が閣議決定することで、だんだんこれに慣らされて行
くのが恐ろしい。

道徳の教科で子どものこころに点数をつけ、学校で銃刀の
使い方を教えようとする、これからの教育。

「美しい日本の憲法」というDVDの一部を見た時、あきらか
にそれは、明治憲法の精神を取り戻そう、といってるのだ
と感じました。

今、この国は、そこへ向かおうとしているのですか。

今、幼いお孫さんをもっているおじいちゃん、おばあちゃん。
これは、お孫さん達の未来に関わることだと思います」。

以上がスウさんの投稿でした。

▲森友学園、教育勅語、日本会議、「美しい日本の憲法」・・・

このことを容認する人々が増えている。その中で、
孫たちが育てられてゆくとしたら・・・

おかしいと思ったら、声に出そう。仲間と語り合おう。
こんな女たちが増えるといいね!
さらに多くの女たちに伝わったら、この国は今のままでは
済まない。

こり:スウさんの文章は、日常的な言葉だから、抵抗なく
心に伝わるんだね。女たちの見えないネットワークを信頼
しようと思ったね。

女が変われば社会が変わる!

やまねこの仲間も、そうだね。


こりでした。
うらおもて・やまねこでした。



やまねこ通信375号:憲法こそは女たちの身方、ジェンダー差別に女たちが気づいてない!

@@@やまねこ通信375号@@@

ジェンダー差別に女たちが気づいてない、でも
女たちを守ってくれるのは憲法なんだ!

4月22日に開催する勉強会「わたしの好きな憲
法」について、ちの男女共生ネットのメンバーと
様々な議論をしている。

「憲法は難しくて日常生活と結びつかない」。
こんな声が多い。

▲その中、一通のメールが飛び込んでくる。憲法
勉強会についてのメールらしいぞ。
子育てしながらママたちと一緒に活動している女
性から。

「私や私の周りの多くの人が受けてきた教育の中
で、憲法について触れることもありました。でも、
それは自分の生活にかかわるものではなく、年号
や起こったことを暗記するため、試験のための勉
強でしかなく、社会に出た後、数学の難しい公式
と同じように、忘れ去られていたものです」。

なるほどね~。憲法について学校で学んだ知識は、
暮らしと何ら関係のないもの。数学の公式と同様
に試験の前だけ丸暗記。次の日には忘れるものだ
ったんだね。

こり:興味がないのに覚えなくてはならない。そ
んな知識はすぐに忘れるよね。学校で学ぶ知識は
要らないものだってあるよ。

▲でも憲法の知識は要らないものだったのかしら?

「ところが、多くのママたちが、口々に愚痴るさ
まざまなことが、潜在的なジェンダー差別による
ものだと気づく人は少ないのです」。
そして、憲法を改めて読んだとき、その中にはち
ゃんと私たちのことも書いてあると気づけたのです。

学生時代に少しだけ触れて、まったく自分のこと
だと思っていなかったものが、長い不遇の時間を
経て(おおげさですが笑)やっと自分のことだと
思えるようになりました」。

憲法とジェンダーが結びついたんだね!!

「日々の子育てや家庭のことや仕事で忙しいママた
ちは、難しいことを考える気持ちの余裕がありま
せん。でも、わかりやすく楽しい時間の中で、憲
法を見たときにハッとしたんです」。

さらに、
「日常の中に埋もれたジェンダー差別は、女性自
身も気づかないところで、自分をも差別している
と感じます」。

その通りなんだよね。ジェンダー差別に女たちが
気づいてないんだ・・・

「多くの悩みを抱えたママたちが、苦しい気持ち
を共有し合い、支え合って、「私自身もありのま
までいいんだ」と思えた時にやっと救われていく
姿を見てきましたが、それを根底から支えるもの
が、憲法だったんですよね」。

女たちが受けているジェンダー差別を救ってく
る大きな身方が憲法だった!!

「その憲法が変えられてしまうということも、ニ
ュースを見ても遠い世界の話に思えていましたが、
身近な自分に関わるものだと実感しました」。


最後に、
「男女共生ネットでの憲法の勉強会は大賛成です。
そこから、もっと広くママたち、女性たちに広がっ
ていくといいなあと思います。

不満をどこかに訴えていくより、憲法を学んで、
自分の権利をきちんと知って行動することが、日
常の苦しみを解決していく力になると思います。
今後もよろしくお願いします]


▲ほう!スゴイメールだった。憲法とジェンダー
がひとつになった。ジェンダー差別は憲法が許さ
ない。憲法こそ、女たちの身方なんだ。

このことに気づいて、この女性は大きな飛躍を遂
げたのだ。

フー、ため息がでるよね。

こり:珈琲でも呑もうよ・・・

やまねこ通信371号:「ジェンダー差別撤廃が目
的の団体が、どうして憲法勉強会するのよ?」

これを読んで理解した。でも相当頑張らないと読め
なかったぞ。
こんな声が寄せられる中、読んでくださったみなさ
ん、ありがとうございます。

ジェンダー差別を撤廃してゆく何より強い身方が憲
法なんだ!
その憲法が改悪の危機にさらされてるんだ!

このメールを寄せてくださったかほりさん、どうも
ありがとう!

こり:やまねこ通信、たまには役に立つんだね!
      珈琲うまいね。
   あ、やまねこ涙ぐんでる・・・

こりでした。
うらおもて・やまねこでした。




2017年3月30日木曜日

やまねこ通信374号:クラウディア・カルディナーレの太もも 、第2キャラこりは、鬼太郎の目玉オヤジか、

@@@やまねこ通信374号@@@
クラウディア・カルディナーレの太もも、第2キャラこりは、鬼太郎の目玉オヤジか、

朝、風呂に入りながら思った。
そうだよ、こりは目玉おやじなんだ。ゲゲゲの鬼
太郎だよ。

こりといっても、前回のやまねこ通信で始めて名
前が与えられた新人キャラだから、読者の多数は、
ご存知ないであろう。

前回やまねこ通信373号の末尾をコピペします。

(あ、また第二キャラの出番がなかった!
 腹を立てています。
 ごめん、ごめん!

 名前がつきました。コリちゃん(こころは狐狸)
 やまねこは高齢者、コリは、子どもから中年ま
でのやまねこに対して批判的な女子。小姑と思っ
たらいい。
鬼千疋のコリちゃんでした)。

湯船に浸かりながらやまねこは思った。
年齢は年下ばかりでなくていいじゃん。
むしろ、やまねこの目の上につきだしたちいさなた
んこぶ。

鬼太郎の目玉オヤジを思い出してね。そこに居場所
があるこりちゃんは、融通無碍、年齢不詳、性別不
詳。こんなキャラにしよう。
批判者にしてインタビューワー・・・
古い付き合いのキャラ。
やはり超自我だろうね。
(その後、コリ改め、こりに)。

こり:超自我って通じないと思うけど。

そうかもしれない。やまねこは勝手にフロイトの用
語を使っているから。そのうち解説いれるからね。

今朝、Facebookにこんな投稿をした。少々加筆するよ。

「カンヌ映画祭、バカ丸出しだね!!!
クラウディア・カルディナーレは、南欧イタリアの
グラマー女優。グラマーというのは、四肢が太くメリ
ハリが明確な身体のこと。ソフィア・ローレンと並び、
地中海の向こう、アフリカの血が混ざるとも見える情
熱的な黒い瞳に黒い髪の持ち主。

英国米国が規範にしている金髪で長身細身の北欧、ア
ングロサクソン系の身体とはとは出来が違う。

グローバル資本主義が、こんなに馬鹿とは知らなかっ
た。
南欧と北欧の違いも見えないのだろうか。「差異」の
価値が見えなかったら、経済なんて成り立たないのだ。
「安い」ものを「高く」売る。この差異の存在で、ビ
ジネスが成り立っている。

様々な民族的文化的背景の女優男優がいることで映画
界は人々を魅了してきたのだが・・・

忘れてならないのは、黒人俳優の使い方。西欧的な顔
立ちの人々しか使わない時代が長かった。アジア系も
同じで日本人は出っ歯の男優ばかりだった。

だから各国で様々な映画を生み出し、民族と文化の自
己表象をする必要があるのだ!!それにしてもね!

元のニュースは次の通り。
AFP=時事】今年のカンヌ国際映画祭(Cannes Film 
Festival)の公式ポスターに使われたイタリアの女優
クラウディア・カルディナーレ(Claudia Cardinale
さんの写真に、太ももを細く見せる加工が施されてい
るとの疑惑が浮上し、批判を生んでいる。

【写真6枚】問題のポスターと、元になったとみられる写真

 写真は1959年に撮影されたもので、伊ローマ(Rome
の建物の屋上でスカートを翻すカルディナーレさんを写
している。

 フランスメディアは、この写真に修正を加えたとみら
れる同映画祭を批判。左派日刊紙リベラシオン(Liberat
ion)は「カルディナーレはたった一回転で服のサイズを
落とした」と皮肉った。

 文化情報誌テレラマ(Telerama)は人気女優であるカル
ディナーレさんの全盛期の写真をなぜ修正する必要があっ
たのかと疑問を呈し、「ポスターは素晴らしいが、写真は
太ももを細くするため、嘆かわしくもはっきりと修正され
ている。なんとも残念だ」と断じた。

 ソーシャルメディアの反応も同様に批判的で、あるツイ
ッター(Twitter)ユーザーは「クラウディア・カルディ
ナーレでさえもが修正なしに美の象徴となれないのなら、
大問題だ」と投稿。国内の女性団体からも写真加工を批判
する声が上がっている。

 だがカンヌ国際映画祭でディレクターを務めるティエリ
ー・フレモー(Thierry Fremaux)氏はAFPの取材に対し、
ポスターは「とても好評を得ている」と語った。

 一方、現在78歳のカルディナーレさんは、映画祭側が発
表した声明の中で、カンヌ映画祭70周年記念ポスターを飾
るのは名誉なことだと言明。「あの写真が選ばれてとても
嬉しい」と語っている。【翻訳編集】 AFPBB News
以上。

こり:こんな話に関心持つ人、どれほどいるかな・・・

もう少し、追加するよ。
ちなみにツイッギー(細枝)という名のファッションモデ
ルが流行していた時代、この国でも細めの女性ファッショ
ンが流行し(もちろん資本の仕掛けの結果)、それ以後、
肥満を恐れてダイエットが仕掛けられたのではないだろう
か。

やまねこは30歳の頃、ビジネススクールで英会話を教え
てた。その70年代前半に始めて聞いたと思うよ。
I am on diet.なんて表現、使ってたよ。

それから少しして、日本語でダイエットって言葉が出てく
るようになった。

こり:なるほどね。この40年間なんだ・・・

ダイエットが流行したのと、少子化は同時的現象だと思う
んだ。世界中どこの国でも、社会の西欧化の進展、女性の
高学歴の推移に伴って、少子化が進むのが通例。

こり:やまねこの住む茅野には縄文のビーナスというグレ
ードマザーがいるよね。

そのとおり、グレートマザーが堂々を暮らしている社会は
母が中心で女性のシンボルが重要だった。なにしろ、子ど
もがどうやって生まれるか知らなかった人々にとって、無
から有を生み出す女性の身体は神秘そのもの。
崇拝の対象だったのだ。

男性社会では、「母」の重要性が低下する。ど~んと近代
に飛んで利益追求、生産至上主義の資本制社会を見よう。

女性は、子どもを作るために不可欠な「装置」、ある意味、
「必要悪」とみなされるようになった。

資本制の社会では、出産育児が経済システムに組み込まれ
ておらず、生命の再生産は「迷惑な存在」として、当事者
の女たちばかりが「苦難」として引き受けることを余儀な
くされてきた。

西欧諸国、特に北欧ベネルックスは生命の再生産について、
社会全体で引き受ける体制に、いち早く取り組んでいる。
南欧諸国、スペイン、ポルトガル、それにカルディナーレ
のイタリアは、取り組みが遅れている。家族、おばあちゃん
の支援に依存してきたのだ。
日本よりは進んでいるけれどね。

こり:カルディナーレの太ももから70年代のツイッギー
に「セックスシンボル」が変化。女たちの理想像が細枝み
たいな身体になった。子どもの数が少数に。
女子の思春期に始まる摂食障害も、こんなところに問題が
あったんだね・・・

こりとやまねこの対話篇初回でした。
いかかでしたか?


うらおもて。やまねこでした。

こりでした。

2017年3月29日水曜日

やまねこ通信373号:森友事件と「日本会議」、憲法がリアルに!

@@@やまねこ通信373号@@@

森友事件と「日本会議」、憲法がリアルに!

昨日27日、山岳部の高校生ら8人が那須のスキー場
で雪崩にあって遭難した。気の毒な事件である。冬の
間の積雪の上に降った新雪が滑り落ちる「表層雪崩」
だった模様。

26日日曜日、やまねこの棲家も一日中雪に見舞われ、
20cmばかり降り積もってあたり一面雪野原となった。
このところ温暖な日が続いた。けれどこのまま春になる
ことはあるまいと、楽観を戒めていた。

育った土地においてそうだったと同様、信州諏訪地域の
茅野においても、本格的な春が来る前にドカ~ンと大雪
に見舞われるのが常である。タイヤ交換は、5月まで待
ったほうがいい。

▲さて、先週火曜日、ちの男女共生ネットの読書会を開
いた。「森友問題」について腹立たしい思いを抱えて集
まった顔ぶれ。

「森友問題」とはいったい何かのおさらい:
森友学園の籠池理事長は、「自民党改憲草案」の早期実
現を目論む「日本会議」の大阪支部役員。
現在の安倍内閣は首相はじめ閣僚の75%が日本会議の
メンバー。外国からは「カルト集団の内閣」と呼ばれて
いる。

だから「森友問題」は、「日本会議」メンバー安倍首相
が、同士籠池氏が計画していた「安倍晋三記念小学校」
の設立を援助したはないかという疑獄事件である。国有
地の転売で8億円値引きし、日本会議仲間の府知事が仕
切る大阪府の認可を得させるなど。

すでに安倍首相は国会で発言した。
「私や妻がですね、認可あるいは国有地払い下げにです
ね、勿論事務所も含めて一切関わっていないということ
は明確にさせていただきたいと思います。もし関わって
いたんであればですねこれはもう私は総理大臣を辞める
ということでありますから、はっきりと申しあげたいと
このように思います」

「いずれに致しましてもですね、繰り返して申し上げま
すが私も妻もですね、一切認可にもですね、あるいは国
有地の払い下げにも関係ないわけでありまして(中略)
繰り返しになりますが私や妻が関係していたとなればこ
れはもう、まさに総理大臣も国会議員も辞めるというこ
とははっきりと申しあげておきたい」

この発言が実現するか否かは、ジャーナリズムの力、こ
の国の市民の力にかかっているのだ。

安倍夫人昭恵が籠池証人喚問後にFacebookに出した「コメ
ント」は、公務員の書いた文書であると元検事・郷原氏が
分析。昭恵は、籠池氏と同様、証人喚問に出なくてはなら
ないんじゃない?

▲さて、読書会で語られた話題。
女性政治家がご近所の方々の話題にのぼるという。けれど、
スキャンダルの主ばかり。韓国のパククネ、それに無能を
さらけ出す防衛稲田朋美防衛大臣。もっとまともな男性を
あてたらいいのにと男性たちが語っている模様。
「女はダメだね」と女たちも非難のコーラスをしているとか。

安倍首相、麻生大臣はじめ、ぜんぶ男性政治家なんだ。こ
れまでどんなスキャンダルがあっても、
「男はダメだね」との声は、一般社会の側からはまずもっ
て起こらない。

どうしてこうなんだろう?
竹信三恵子『女性を活用する国、しない国』を読めば、解答
が見つかりますよ!

▲ところで町内会から護国神社(諏訪市)の奉賛金を求める
文書が配布され、一戸当たり200円支払うように求められ
るんだとか。
ところが、同じ文書が配布されても、奉賛金を誰も支払わな
い地域もあるという。

護国神社は千代田区の靖国神社の分社である。地域の神社の
氏子への協賛金とはわけが違う。これはおそらく神社庁が背
後に控えているのだろうとやまねこは推測している。

神社庁は「日本会議」の所属であり推進団体である。言い換
えるなら、自民党改憲草案を早期実現させる活動をする団体
である。

地域の神社に改憲促進の署名簿が置いてある。近所の神社の
宮司が氏子を訪問して署名を促している。こんな話が聞こえ
てくる。

だとしたら、NOと言えなくて町内会に出した200円、安倍
政権の改憲運動の金庫に流れ込んで行くのではないだろうか。
町内会に属している所帯は全国で何千万件か?その10分の
1でも200円を差し出すとしたら、金庫に集まる金額は・・・


▲どんな募金の要請があっても、基本的人権が保証された現
在の憲法下では「NO」を突きつけることができる。

憲法第3章 国民の権利及び義務
第11条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げら
れない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵す
事のできない永久の権利として、現在及び将来の国民に
与えられる。

望まない要求に対して、「NO!」と言えるのに言わない。言
う権利があることを知らない。こんな情けない人々からなる
社会が、憲法制定の70年後の今なお続いているのではない
だろうか。

私たちの暮らす社会は、日本国憲法を学び直す必要があるの
ではないだろうか。改憲どころの騒ぎではない。70年遅れ
ても、学ばないよりはましである。

▲こんな考えのもと、日本国憲法について語り合い学び直す
勉強会を開きます。

「森友事件」は「日本会議」の仲間に対して国有財産が恣意
的に分配された事件です。首相の妻がそこにからんだ疑惑が
語られています。

「日本会議」の目的は「改憲」です。
安倍首相は在任中に憲法を改「正」を望んでいます。

日本国憲法の存在がこんなにリアルになったことは未だかつ
てありませんでした。

▲第22回ちの男女共生ネット勉強会
「私の好きな憲法 憲法にまつわる思いを語る勉強会」
 わたしたちの暮らしと社会、男女平等は、この先、どうなるのだ
  ろう? 

戦後70年、男女平等を誓った日本国憲法のもとで私たちは暮らし
てきた。その間、男女平等はどれほど実現したかしら?「改憲」の
声が聞かれます。自民党改憲草案では男女平等はどうなっている
のだろう?ちの男女共生ネット5周年にあたり、男女平等を目指し
きた私たちの暮らしの根本、日本国憲法について語る集いを
開催します。

作文とトークを募集します。
課題「憲法についてどのように思いますか?」。
憲法のここが好き、暮らしと社会について思うこと。400
作文+5分トークの参加者を募集します。
締切:410日消印、茅野市豊平2-18-3、ちの男女共生ネッ
宛にてお願いします。

日時:422日(土) 午後1時半~4時半
会場:「茅野市ひと・まちプラザ」内市民活動センター「ゆい
わーく茅野」3階、
会議室101102

391-0002 長野県茅野市塚原二丁目5番45号、
TEL: 0266-75-0633

茅野駅東口から市役所(東側)へ徒歩8分

地図 https://www.chinoshi.net/yuiwork/index.php/access/
参加費:300円(会員無料)
主催:ちの男女共生ネット
後援:茅野市・茅野市教育委員会
託児のご用意があります。無料 託児申込:415日までに。
連絡先:090-9664-1894 ふじせ

(あ、また第二キャラの出番がなかった!
 腹を立てています。
 ごめん、ごめん!

 名前がつきました。コリちゃん(こころは、狐狸)
 やまねこは高齢者、コリは、子どもから中年までのやまねこ
に対して批判的な女子。小姑と思ったらいい。
鬼千疋のコリちゃんでした)。 



うらおもて・やまねこでした。