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2011年4月29日金曜日

ソフトバンク社長孫正義氏の発信、花のコンサート

@@@やまねこ通信71号@@@

● 1 ソフトバンク社長孫正義氏の発信。
   http://www.ustream.tv/recorded/14195781

 原発と太陽光の発電コストは、昨年逆転したグラフが示されています。
 太陽光発電より、原発の方が、コストが高いのです。

 日本人だけが知らなかったこと。
 大メディアが報道しない現実。

 世界では、原子炉は平均22年で廃炉である。
 ところが、日本では、30年使った原子炉が、今後10年使用可能との許可を

 出している。

 その審査が、果たして適正であったかの答えは、東電福島第一原発事故を
 見れば分る。

 自由報道協会主催の孫正義氏の講演と質疑応答、106分を、やまねこは
 

 丸ごと聞きました。「脱原発ML」からの配信。

 最初の40分だけでも、目からうろこ。
 原発維持に懸命だった経産省、電力会社、原発メーカーが一体となり、
 日本人を洗脳し、意図的に日本人を、無知にしていた。
 やまねこも、無知だったことを恥じなければらない一人。

 日本においてのみ、太陽光発電は高いものについていた。

 市民一人一人のもつ力を生かし、そこから新しい政治の潮流を生み出すことが、
 今ほど必要になったことは、日本の歴史で一度もなかったかもしれない。
 孫正義という企業人のプレゼンを見て、やまねこ、考えるようになりました。
 原発事故、事実隠しの報道姿勢において、TV、大新聞は、共犯です。
 3.11の大地震、福島原発事故の当日、東電勝亦会長は、中国に旅行してました。
 メディアの有力者を伴って。(これはすでに報道されています。)
 
 やまねこがすでにお伝えしたように、東電はじめ、電力会社の広告料は合算すると、
 第一位のトヨタと同じです。

 TVと大新聞の有力者は、大スポンサーの会長と、中国旅行をしていたのです。
 その報道が、市民の側をむいたものであるわけがないよね。

 お忙しくても、時間を盗んで、是非ともUstreamを見てくださいね。
 やまねこは、若い世代に、どうしても見てもらいたい。
 授業で利用する予定。


● 2  花のコンサート
   
   実はやまねこ、日本の歌曲を聞くと、胸がいっぱいになり、

   涙があふれてしまいます。

   日本の歌曲は、やまねこにとり、マザータング、母のことば。

   昨日のコールフェミニーレ「花のコンサート」は、大震災の後だから、

   一層の意味を持つコンサートでした。
   200人の茅野市民館コンサートホールは、ほぼ満席でした。

   わらべうた、歌曲、文部省唱歌などの第一部「小さな四季」。
   沖縄民謡、歌謡を歌い込んだ「てぃんさぐぬ花」「「花」などが第三部

   「人生メリーゴーランド」。

   第二部は、聴衆を巻き込んでの歌唱指導。
   春の小川、おぼろ月夜、はじめての、僕のふるさとなど。
   同じ音程のフレーズを繰り返して指導されると、分りやすいよね。

   音楽の時間が小中を通じて大嫌いだったやまねこ。
   こんな指導者がいたら面白かったと思った。

   ステージの上は、中高年の女性たち。
   お孫ちゃんたちが観客席で手を振っていた。
   原房子さん指揮、歌唱指導。

   ビオラの柔らかい音が、効果的でした。南かおりさん演奏。
   バイオリンのように、中心でけたたましく主張することなく、脇役に徹した

   演奏でした。
   とりわけ今の時期、ビオラは温かくて、やさしくて、とても心が安らぐことが

   わかった。

   日本の四季、風土が、沖縄を通じて、アジアに広がってゆく思いのする

   プログラムだった。
   これが「日本の文化」なのだ。
   大切にしたいのは、こうした日本の文化なのだ。
   この祈りがしっかり伝わりました。

   入場無料は有り難いけど、もったいないと思った。
   切符売るのは大変なご苦労なのだろうけれども。

   はらさん、本当にありがとう。

   うらおもて・やまねこでした。
      
  

    

 

クレーン車事故の加害青年の働く「権利」

@@@やまねこ通信72@@@   
            
被災地で多数の人命が失われ、その後の暮らしに明るい方向が見えない中、栃木県鹿沼市で、
18日朝、通学途上の児童の列に、クレーン車が突入。
9歳から11歳の小学生6人が死亡するという痛ましい事故が起きた。

 やまねこはこの事件を、若者の就労の権利の視角から考えてみたい
 
 柴田将人容疑者26歳。
 運転手はハンドルにうつ伏して居眠りしていたように見えたとの目撃者の証言。
 「人をはねたかどうか、覚えていない」
 と事故直後の加害者。
 
 持病の有無が疑われる状況であった。
 てんかんだった。
 栃木県や県外で、複数の病院に通っていた。
 当日は薬の服用を忘れていた。
 
 3年前、小学校5年の男児に右足複雑骨折の重傷を負わせ、有罪判決を受け、
 現在、執行猶予中だった。
 この時は、「前夜遅くまで遊んでつい、居眠りした」と、謝罪していた。
 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20110419/500367


 いったい、クレーン免許を取得する際に、病気は妨げにはならなかったのだろうか

 てんかんを診療する医師によれば、医師の診断書によって免許が取得できるという。

 「てんかんを有していても2年以上発作がない場合、あるいは意識を消失しない発作、
  夜間に限られる発作の場合、専用の診断書による審査を経た上で運転が許可される
  場合がある」。http://www.ne.jp/asahi/home-office/nak/ept/ept_index.html

 
 ともかく、柴田容疑者はてんかんの持病があり、病院に通っていたが、
 仕事への意欲があり、クレーン免許を取得した。
 
 仕事が欲しい。
 伝えたがために、不採用になるとまずい。
 だから就職面接では持病のことは言わなかった。
 持病があったとしても、働く権利はある。

 現在のクレーン会社に採用されたときは、会社に病気のことは伝えなかった。
 この時、本人は、まさか今回のような事故を引き起こすとは思っていない。
  
 「持病、話せなかった」と容疑者の母が会社に出した手紙が公表された。
 「持病などを隠した結果、迷惑をかけた」と母親は謝罪しつつも、
 「持病や執行猶予中であることを(親子で)隠した。
 心苦しかったが、息子が喜んで働いている姿に本当のことを話せなかった」と告白。

 事故の後、自分が経営する店を閉めることになった。
 「一生かけて償う。許してください」と母は結んでいる。
 
 父のことは伝えられていない。
 容疑者の母は、持病を隠して、仕事について喜んで働く子どもを守った。
 「喜んで働く子ども」を見守った母の気持ちはいたいほどよくわかる。
 病院通いだけで年を重ね、職業が見つからない人々の多い中で、柴田容疑者は
 職業に挑戦していた。
 この背景には、診断書を書い後押ししてくれた医師が介在しているはずだ。

 てんかんの薬は、抑うつの副作用があると聞いている。
 服用しない方が、気持ちがすっきるするかもしれない。
 
 しかしクレーン車のような重量級の車両を運転し、人々の交通頻繁な街を
 走行することは、一歩誤れば、人命にかかわる。
 こうした自覚が少しでもなかったのだろうか。
 薬を処方している医師は、クレーン車の仕事に勤務していることを知って、
 容疑者にどんな忠告をしていたのだろう。
 容疑者を見守った母にしても同じことがいえる。
 3年前の事故のことを、母も子も忘れていたのだろうか。
 
 容疑者と母の二人にとり、今回の事故は「想定外」であったことだろう。
 だが、犠牲があまりに大きかった。

 「喜んで働く子ども」とそれを見守った母は、
 「喜んで登校する6人の子どもたち」を、母たちから奪いさってしまった。

 奪われたのは、6人の小学生の生命と、その生きる「権利」ばかりではない。
 てんかんの持病を抱え、偏見に悩みながらも、薬の服用を忘れず、
 細心に配慮しながら社会で働く人々の権利も、今回の大事故のために、
 危うい事態にさらされている。

 柴田容疑者の働く権利は、同じ立場にある多数の人々の権利を危機にさらしたのである。

 うらおもて・やまねこでした。


2011年4月24日日曜日

「うらおもて・やまねこの棲家--Fair is Foul, Foul is Fair 」発進

@@@やまねこ通信70号@@@

皆さま


 タイトルは、「うらおもて・やまねこの棲家--Fair is foul, Foul is Fair 」と決めました。


 「うらおもて・やまねこ軒」を皮切りに、
 
 「うらおもて・やまねこの棲家」
   ーーFair is Foul, Foul is Fair 

  これいいなあ、これいいよ。

    とのお便り、さらに、
  
 「やまねこ通信・うらおもて」 はいかが?
 
    との、リズム感がいいな、と思えるお便り。

  
 やまねこは、結局、

 「裏表山猫の庵」で どうじゃ~、というほど、達観しておらず、


 「うらおもてやまねこの招待」というほど、優雅ではいことが、このたび分りました。


 アイディアをお寄せてくださった皆さま、本当に、ありがとうございました。 
 これからもどうかよろしくお願いします。
 


 東日本大震災と東電福島第一事故のメディアを連日、ウオッチしています。
 
 
  1 今なら間に合う、リニア新幹線の「Cルート」に反対する、パブリックコメント
 ● 2 東電の賠償を政府が支援?被害者補償を被害者が負担?
 ● 3 東電社長、清水正孝が、避難所で謝罪
 ● 4 菅谷昭医師、内部被ばくを警告
 ● 5 トンでも医学!? 「稲 恭宏博士(東京大学)」の新発見!!
 
 
 ● 1 今なら間に合う、リニア新幹線の「Cルート」に反対する、パブリックコメント


 どさくさにまぎれて昨日、リニア新幹線の「Cルート」を妥当とする答申案を国の
 委員会が了承し公表した。
 中央アルプスに巨大トンネルを幾つも通さねばならない計画。


 リニア新幹線には、乗務員は乗車せず、東京か大阪の集中制御室で指令を
 出すシステム。
 巨大トンネルを通行中に地震で停電が起きたら?
 乗客に対しての指令がアナウンスされ、トンネルから外に出る出口を幾つも作り、
 外へと誘導すると説明されている。

 しかし、東電福島原発の事故で、日本人がすべて見てしまったこと。
 それは、災害は設計の「想定外」で起こるということ。


 トンネルの中で、直下型地震が起き、停電になり、複数の予備電源も使えず、
 暗黒の中、中央制御室からの脱出マニアルのアナウンスも届かなくなったら。


 すでに信濃毎日新聞主筆、中馬清福氏が一面の解説で述べていた。
 まだ間に合う。
 直ちに計画を中止せよ。
 
 今後調査が始まる。
 調査のボーリングが開始されると、「工事開始」と早とちりの理解する向きが多く、
 既成事実のように、受け取られてしまう。
 この積み重ねも、国交省の予定のうちだけど。


 今なら間に合う。パブリックコメントを送ろう。
 
 以下は、「脱原発ML」から届きました。
 最終答申に対するパブリックコメントの募集を始め、
 その締め切りは5月5日(必着)です。
 見事に連休にぶつけてきました。
 国交省のHPをみても、目立つ所に答申の話題が紹介されていません。
 左下のすみに、パブリックコメント というリンクがあるだけ。


 このパブコメを経て、建設計画にGOサインが出されます。
 原発の問題とセットで、ここが一つの分岐点です。


 日本とその国土保全のために、是非反対の立場でコメントをお願いします。
 このままでは本当に日本が壊れてしまいます。


最終答申案と、パブリックコメント募集要項はこちら↓
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id
=155110801&Mode=0


論点毎に、何枚もコメントを送ることができます。
そしてそれはそれぞれ1件としてカウントされます。
できれば、団体名でのコメントではなく、個人名でのコメントを。


あらゆる手段でこの情報拡散にご協力ください。
 「脱原発ML」以上。
目下、建設反対意見は、12通しかないそうです。




● 2 東電の賠償を政府が支援?被害者補償を被害者が負担?


  河野太郎が「ごまめの歯ぎしり」に書いている。
  やまねこは、ほとんど同意見。
  
  東電社員の減給が報道されている。年俸を20%減らすという。
  一方、社長はじめ、役員の減俸の話は全然、聞こえない。
  まずは、現在の東電役員の最大の努力を示さねば、電力値上げで国民負担など
  とんでもないことだ。


  政府負担とは、税金の流用ということ。税金は、国民が支払ったもの。
  負担する「国民」のなかに、東電原発の被害者が多数混ざっている。
  「計画停電」で生産中止に追い込まれた企業、従業員、一般市民、
  交通被害者たちである。
  被害者補償のために、被害者が負担するなど、でたらめな話だ。


  そればかりではない。
  政府がレベル7に引き上げることを決定したのは、加害者東電に免責させる
  目的とも語られている。
  免責、つまり補償しなくて済むと言うこと。
  東電経営者は、免責の二文字が政府から発言されるのを、上目づかいして
  待ちかまえている。 
  社長の補償に対するあいまいな言葉は、社内が免責待ちであることを
  示している。




  
  以下、河野太郎ブログ。


  この計画はダメだ。なぜ、最初から国民負担で東電を救済しなければならないのか。




  事故の責任者として、東電には、逆立ちしても鼻血も出ないという状況まで
  賠償させなければならない。送電網を含め、資産の売却も必須だ。


  今回、送電と発電の分離に至らないような枠組みは、国民が許してはいけない。


  国が立て替えて、東電が利益から払い戻すというのもおかしい。電力は、
  総括原価方式で、
  必ず利益が出るようになっている。それでは結局、国民が負担するだけだ。


  電力の安定供給に問題がでるというならば、東電に全てはき出させた上で
  国有化すべきだ。
  現在の東電の存続を前提として、計画をつくるべきではない。


  さらに他の電力会社に負担させ、電力料金を引き上げて、それに充てるなど
  というのは言語道断だ。
  それならば、まず、原子力環境整備促進・資金管理センターに積み立てた
  3兆円を使うべきだ。


  この状況で、再処理をどうするかは当然見直しの対象になる。
  それならば、そのために積み立てた3兆円を当面、賠償に充てるのが筋だ。
  この3兆円には手をつけずに、政策の見直しはなるべくしないようにして、
  電力料金を引き上げるなどとはとんでもない。


  この計画では、これまでの原子力政策の過ちを何も改めないということになる。


  マスコミも、解説もせず、大本営発表をそのまま流すようなことを
  またやろうというのか。

  東電は、全てを賠償金のために準備するべきで、無駄な広告など、即刻
  やめるべきだ。




 ● 3 東電社長、清水正孝が、避難所で謝罪。


   「毎日」の写真は、正面から写していた。
   清水正孝は、膝に手をついている。
   他の役員は、床に手をついている。


   これを「土下座」と新聞、コメント。
   だとしたら、被災者たちは、全員、土間に座り、土間に寝ていること
   になるよね。


   今回、清水は手に書類はもっていない。
   けれども、床に手をついた写真は、どこにも見当たらない。
  
   比較しても始まらないが、天皇皇后は、避難所で床に手をついている。


 
 ● 4 菅谷昭医師、内部被ばくを警告


   甲状腺、内分泌外科の菅屋昭医師(松本市長)が、放射性物質が検出
   された野菜やミルクはできるだけ口にしないようにと信毎で語っている。


    同氏は、チェルノブイリ原発事故の後、数年間、近隣のベラルーシで
    治療に参加した。
    
    皮膚や呼吸器を通して放射性物質が体内に入ると、
    肺や消火器から吸収された後、血液で運ばれ、
    特定の組織に取り込まれて、内部被ばくがおこる。


    いったん組織に取り込まれると、排出されにくく、微量でも体内にとどまって
    放射線を出し続けるため、DNAを損傷してガンを引き起こすなど、
    人体に深刻な影響を及ぼす恐れがある。
 
    内部被ばくは何年もたってから影響が出るのが特徴。
    チェルノブイリ事故の4年後、9年後に発症者が最大に。
    事故前の小児甲状腺がんは、通常の130倍になった。


    国際原子力機関(IAEA)など国連機関や被害国でまとめた「チェルノブイリ
    フォーラム」の報告書は、甲状腺がん以外のがんについては、
    原発事故との直接の因果関係を認めていない。


    しかし消化器、呼吸器、泌尿器などのガンも増えている。
    早産、低体重児も増大。
    内部被ばくの影響とみなされる。


    マイナスの情報も、積極的に公開することが必要。
    「不安をあおる」と決めつけて蓋をするのではなく、定期的な検査で早期に
    異常を見つけ、治療すれば大丈夫と、伝える必要あり。
    
    重要なのは、国際原子力機関(IAEA)は、原発推進のための
    国際組織であることだ。
    だから東電福島の事故処理が手間取っていることを見て、警告を重ねた。




 ● 5  トンでも医学!? 「稲 恭宏博士(東京大学)」の新発見!!


    「放射線汚染の医学的科学的真実」と称して、放射性物質は、
    「全然、問題ありません」と公言する
    「稲 恭宏博士」の映像が、送られてきた。


    放射性物質を浴びても、食べても「全然、問題ない」、むしろ
    「浴びた方が元気」になると、栃木県で元気に講演。
    
    皆さま、お時間を見つけて、聞いてみてくださいね。
    15分のコンテンツが7巻あります。長いよ~。半日かかった。
    http://www.youtube.com/watch?v=PQcgw9CDYO8&feature=related
 
  
    英語の論文をたくさん書いた。
    東大で研究していた時代、原子力安全委員会の先生たちが、
    東海村JCOの事故の折に、黒塗りリムジーンに乗って、
    「稲先生」と質問にやってきた。


    原子力関係の識者は、経産省、保安院、東電と圧倒的に
    東大の人脈が強い。
    その中、またしても、と一度は思ったが、あまりにも、「東大、東大」
    と大声で語るから、やまねこ、「変だそ」と思う。


    東大出てたら、学歴を大声で呼ばわる必要はないはず。
    確かに、東大出て、「東大、東大」と二言目に語る者たちがいることはいる。


    けれど、まともな研究者でその例はほぼ皆無とのやまねこの経験から。


    Wikipediaを見ると、「低線量率放射線の治療で世界最初の効果をあげた」。


    http://ja.wikipedia.org/wiki/稲恭宏
    
    現在の職業は見当たらない。
    1967年生まれ、だから現在43歳。
    医学博士(東大大学)との学歴のみ。
    ネット検索したところ、早大・人科・衛生公衛の記載あり。
    http://ci.nii.ac.jp/author?q=%E7%A8%B2+%E6%81%AD%E5%AE%8F


    JCOの事故は1999年。32歳の折に原子力安全委員会の委員長が
    質問に来るほどのだったら、どうして現在、所属がないのだろう。


    「英語の論文をたくさん書いた」のだったら、英語のGoogleで探せば
    見つかるだろう。
    やまねこ検索した。ところが、ほとんど出て来ない。
    口はばったいけど、やまねこなんかの英文論文、海外での学会発表
    の記載だって、Googleは、しっかり検索する。


    コンテンツの終わりごろに博士は語った、
    「阪神大震災の時に、被災はが多数死亡した。
    しかし、今回の震災の死者は少ない。
    これが低線量率放射線の効果だ」。
    
    これを聞いて、やまねこは結論が見えたと思った。
    今回は、避難してからの死者が毎日出ているじゃないの。


    放射能の汚染地域の水、ミルク、野菜、これらを子どもが口にしても、
    「全然、問題ありません。むしろ、これまでより、元気になります」。


    「自分の論文を、国際原子力機関(IAEA)の科学長官がすぐに理解して、
    メールをくれた。
    日本の政府、医学者は、不勉強だから、でたらめな発言をしている」。


    「足に汚染水が触れても、やけどほどの被害もない」


    ホントにそうなら、どんなにいいことだろうね。
    東電は、どうしてこの人物を、特別顧問として高給で迎えないのだろうか?
    被ばくの補償を支払う心配どころか、これから、「被ばく健康法」で、
    大儲け出来るかもしれないのに。
    動画を見ながら、やまねこはこう思った。


    この人物の真偽を問う仕方は、誰にでも、すぐに分るのではないか。


    「稲 恭宏医学博士」には、福島第一原発に行ってもらうといい。


    原子炉の修復作業を手伝ってもらうといい。
    博士はもっと元気になって帰ってくるだろう。


    ところが福島ではなく栃木の護国神社で講演をしている。
    科学ではなく、宗教の側の人物ではないか。
    やまねこはこう思ったのであります。
    (ネットに多数の書き込みが見つかります。)


    うらおもて・やまねこでした。