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2011年11月12日土曜日

飯田哲也さん講演、脱原発、新エネルギーと男女平等社会をセットで考えよう。


@@@@やまねこ通信150@@@@ 

今後の行事:
11月13日(日)茅野市男女共同参画推進大会「渡る世間は男
と女」が午後1時から。コールフェミニーレのコーラスがアトラクシ
ョン。
加藤さゆり長野県副知事の講演。その後、会場からの質疑。

終わった行事:
11月7日(木)環境会議・諏訪の女性メンバー、さいぐささん、た
なべさん、おざわさん、それに黒一点のしおばらさんとの5人で昼
食会。諏訪市のムーラン。座敷でのお寿司にデザート。さいぐささ
んの問いに答え、近代以後輸入された「人間」という日本語には「
女性」が含まれていなかったこと。西欧哲学の始まりのギリシアで
は、貴族階級の青年たちだけがソクラテスやプラトンとともにシュン
ポジオーンに参加し、神について魂について語ることができたこと。
市民、奴隷がそれを支えていたこと。女性は動物と同じ男性の所
有物のカテゴリーに収められていたこと。こんな話をした。たなべさ
んたちは脱原発、新エネルギーと男女平等社会の実現に意欲的
な方々である。

その後、茅野市役所に赴く。「男女共同参画推進大会」行事の一
つ、市役所ロビー展の準備をした。茅野市男女共同参画講座20
回のセミナーそれぞれのキーワードをA4版の紙に書きだして、学
習と最近のミニ講座を紹介する。

新しいキャッチフレーズをA4の紙にプリントして掲示した。
「男女共同参画って何?なぜ必要なの?この疑問にお答えします」

他の女性グループの展示が華やかなので、やまねこたち「講座」グ
ループもかすまぬようにカラフルな野菜のイラストを切り紙のように
張り付ける。レターペーパーを分けてくれたならゆみさんに感謝。

にんじんクラブ、サラダパーティー、レタスクラブ、オレンジページなど
どこかで聞いた名前が思い浮かぶ。
「男女共同参画」という言葉はなじみにくい。どうにかしてよとの意見
が寄せられている。頭をひねっている最中である。

11月7日(月)「物語の力II」の授業で、『チャイナ・シンドローム』を取
り上げている。昨年もこのテキストについて語り合った。スリーマイル
島事故の2週間前に公開された映画。

昨年までは、「もしも、こんな事故が起こったとき、私たちはどうしらい
いのか」との設定で考えた。電力会社の事故隠しを見逃すことなく、
どうしたら市民の命を守ることができるか。隠蔽工作のため命を奪わ
れるヒーローたちは、果たしてどうしたらよかったのか。

今年は3.11の後である。『チャイナ・シンドローム』に先立って、原
発事故の新聞記事に自分の意見を書き込んでリポートを出してもら
った。どうやって大切な情報を見つけるか。どうしたらメディアに騙さ
れることなく正しい知識を積み重ねてゆくことができるか。キーにな
る人物の発言を見逃さぬように。

この学習を終えた後だった。『チャイナ・シンドローム』を見守る学生
たちの集中力がものすごかった。

11月5日(土)松本のよこやまさんチーム茅野市に来訪。きりりのた
けさんも参加。昼食をはさみ、子どもの暴力防止、チャイルドラインの
ことなど、今後の夢を語り合った。

その後、諏訪東京理科大で、第2回目の「10万年後の安全」上映
会。せいたかせんせ、ご苦労様。一週間前よりも大勢の市民の皆様
が参加してくださった。

放射性廃棄物は原発ある限り、増大する一方である。10万年たた
なくては生物にとって無害になることはない。静かで強いメッセージ。
脱原発派と推進派の二項対立はこの問題の前には消え失せる。

10月4日(金)新エネルギー信州ネット設立総会。美咲さんコンサ
ト、飯田哲也さん講演。茅野市民館には「物語の力II」の授業の学生
たちに出席を呼びかけた。5名の皆さんの出席。地域の大勢の皆さん
にお目にかかることができた。代表の沖野さん、塩原さん、田辺さん、
毛利さん、原村の小林節子さん、平出さん母と娘さん。

男女平等の先進国北欧諸国。北欧で新エネルギーの技術と社会政
策を研究された飯田哲也さん。原発時代の終焉に臨み、新エネルギ
ーと男女平等社会の実現をセットに考える活動が必要になったとや
まねこは考えている。

うらおもて・やまねこでした。

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