「電気に切り替えると3割お得」、中部電力セールス電話、児童・生徒会長の女子率が知りたい

@@@@やまねこ通信163号@@@@

●中部電力が、電力のセールス電話をしているとのびっく

り情報が届いた。

昨年ではなく、昨日のこと。

脱原発ＭＬ経由でＺさんから寄せられたメール。中部電力

営業部門から次の電話がかかったという。

「今使っている天然ガスその他を使う風呂、暖房設備など

を電気にきりかえると光熱費が３割も節約できるお徳用コ

ースをご紹介します」

中電は「電力が不足するから原発が必要」との主張をみず

からくつがえしている。「中電の電力供給能力には原発を

全部停止しても十分な余裕があることはHP記載の営業報告

からも、今年の暑い夏の実績からも明らかでした」とＺさ

ん。

中電は浜岡原発の再稼働がもはや必要ないことを自ら証明

し、利用者に向かって公表したと同じだ。

のみならず津波よけの防壁づくりに巨額の費用をつぎこん

だあげくそれを電気料金に上のせするようなことも、もは

や必要ないと自ら証明したと同じではないか。

このニュースが茅野市議会、浜岡原発廃炉決議継続審議の

委員さんたちの許に届くといいのだけれど。

●松本市で児童・生徒会長の女子率４０％であることが、
驚きをもって迎えられている。

昨晩、環境関連グループの忘年会に出た。諏訪湖畔の温泉

旅館、参加者の平均年齢はおよそ60歳だろうか。男女比は

2対１だった。

みなさんに松本市の児童・生徒会長の男女比はどれほどと

お思いになるかを尋ねてみた。

「１０％くらいだろう」との声が上がった。

「その4倍、４０％です」と答えた。

声にならない驚きが会場に広がった。

今日、授業の後、やまねこはいつものようにせいたかさん

の研究室で仕事を片付けていた。そこに、30代半ばの男性

が所用で訪問。同じ質問を投げてみた。

「２０％くらいでしょう」

「その2倍の４０％なんです」

やはり声にならない驚きがもれた。

若い世代が着実に変化しているらしい。大人たちはそのこ

とに気づいていない。PTA会長の女子率の低さがそのこと
を示している。

目下やまねこは、茅野市、岡谷市、塩尻市、諏訪市に女子

児童・生徒会長の比率、それにＰＴＡ会長の女子率を問い
合わせている。


果たして松本市だけが特別なのだろうかを確かめたい。

あ、そうだ、長野県男女共同参画センターあいとぴあにも

聞いてみよう。

若者たちの現実を30代から50、60代の大人たちが知らない
では済まされない。さまざまな政策決定をしているのは、

大人たちなのだから。

うらおもて・やまねこでした。