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2012年1月5日木曜日

雪の森でのノルディックウオーキング、三叉神経痛物語


@@@@やまねこ通信173@@@@


朝起きると、雪の上に小動物の足跡がついている。キツ
かウサギだろうか。ネコの足跡との説もあるが。

晴れた日はできるだけウオーキングをする習慣を心がけて
いる。棲家から5,6分のところに竜神池という名の遊水
池がある。池を一周して家に戻れば30~40分の行程で
ある。やまねこの棲む別荘地の中は、四季を通じてほとん
ど車の通行がない。平坦なコンクリート道や土の道なので、
ウオーキングには最適である。

今冬初めて、山歩きのトレッキングシューズを穿いた。手
袋をした両手にはストックを握る。踏み出した足と同じ側
の手を後ろに押しやって、ストックで大地を蹴る歩き方を
ノルディックウオーキングという。腕の力で全身の移動を
助ける。両腕を使うことでエクササイズ効果が倍加する。

また転ばぬ先の杖のようにストックを使う仕方でも良い。
この場合は手と足の動きが左右逆である。この歩き方をポ
ールウオーキングというそうだ。二つ合わせてフィットネ
スウオーキングと呼ばれているとも。以下、wikipedea参照。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0

昨年の冬からこうして歩いている。茅野市の運動公園で研
修会が開かれる記事を新聞で見た。残念ながら参加できな
かった。けれど、ネット検索して歩き方のコツを学んだ。
クロスカントリー選手たちが冬季練習に選んだスポーツら
しい。上半身の運動にもなるので、歩くだけの時より、全
を使ったという満足感が増すような気がする。

時折同じ歩き方の仲間が見つかることがあり、ストックを
振り上げてエールの交換をする。

今日の午後は晴れ空だったので、日差しの良い場所ではあ
っという間に雪が融けだした。けれど樹木が茂って日光の
届かない日陰の道路では、折々の降雪が車のタイヤに踏み
固められている。圧雪はこれからツンドラ状態になってゆ
く。


年賀状を元日早々に送ってくれた高校1年時の同級生と
きえさんに電話をした。別の友人の新しい住所を尋ねるた
めだった。


名古屋駅にほど近い街に住むときえさんは、常日頃さまざ
まな活動に参加していた。週に3度ばかり水泳に通うとも
聞いていた。どんなことも軽やかにこなしてきたときえさ
ん。ずっと元気なのだろうと思っていた。

ところがである。彼女は三叉神経痛がひどくて、この5年
ばかり、つらい日々を送ってきたという。原因は動脈硬化
の悪化。高脂血症のため硬くなった血管が、神経に触れて
刺激し、痛むのだという。痛みを伝える神経を遮断するた
め、神経ブロックをすでに試みた。硬化した動脈を放射線
で切り取るガンマナイフも試みた。残された手段は開頭手
術という。

食べ物を噛んだり、口に水を含むことでさえ体中に痛みが
る。たまに神経と動脈の接触がはずれて嘘のように痛み
の消える瞬間がある。その時に急いで柔らかめの食品を口
に運ぶ。幸い医療機関が多い大都市の中心地。夫と娘さん
が同居中。

痛みがいつ出るか分からないから、名古屋の外に出るのは
億劫である。だから次のクラス会は、ときえさんの体調を
かめながら、名古屋で開くことにした。

それにしても高脂血症がこんな結果をもたらすとは知らな
かった。同じくコレステロール高めのやまねことしては他
人事ではない。

ときえさんに「やまねこ通信」更新のメールを送っていた。
けれど読めないこともあるよ、との話だった。
特に、やまねこの書く重くてつらい問題はできるだけ回避
したい体調と心境のことが多い。

そうだろうなあ。そういうことがあるんだ。ご免ね。

こうお思いになるのは、ときえさんだけではないだろう。
少し表現の仕方を考える必要があるかもなあ。強い人だけ
に読んでいただくのでは、まずいんじゃないの?
こんなことを思った一日でありました。

うらおもて・やまねこでした。

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