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2012年2月20日月曜日

3.11「今、女たちが、原発を止める!」、映画「あしたが消える」、「廃炉と除染で今後何十年も食える」


@@@@やまねこ通信185@@@@

「廃炉と除染で今後何十年も食える」原発関係者が漏らす本音

「原発は「逆回転」を始めた。を諦め、現実に立ち返
り、廃炉や除染といった後ろ向きの事業に注力しなければな
らない。一見、原子力ビジネスに将来はない、と思わせる。
だが、そうではない。「逆回転」が新たなビジネスチャンス
を生み、原発で儲けた連中が、廃炉、除染、最終処分場など
でも儲けている。例えば、今、原発で何が起きているか。東
電関係者が話す。

この寒冷の折に、何だか、背筋が凍てつくような寒い話ばか
りが目につく。

「再稼働へ向けて、完璧な原発にすべく準備を進めてい
ます。それはストレステストで求められる以上の厳しさで、
『想定外』という言葉を使わなくて済むように、橋が破壊、
道路が分断、全電源が落ちても、非常用電源を確保するなど
して原子炉を損傷なく止められる体制を確立しようとしてい
ます。

そのために費用を惜しまない。原子炉内の圧力が高くて、注
水できないトラブルがありましたが、どんな圧力にも負けな
い給水ポンプを数百億円かけて開発、配置するつもりです」

にわかには信じ難い感覚だが(東電広報部は「あらゆる事故
を想定、対応するつもりです」と回答)それで潤うのは原発
メーカーである。事実、東芝、日立製作所、三菱重工業の原
発3社は、事故後、「フクシマを体験した」ということで海
外受注が堅調。

しかも、前述のような各種安全対策も受注できる。
ゼネコン各社もそうだ。全国の原子炉建屋は、鹿島(24基)、
大林組(11基)、大成建設(10基)の順に受注しているが、
この3社は、内閣府から福島県内12市町村の除染モデル事業
を委託された日本原子力研究開発機構から再委託を受けた。

同機構は旧動燃の流れをくみ、カネ食い虫となった「もんじ
ゅ」を運営する。つまり、原発推進の仲間が、「放射能
に習熟」していることを理由に事業を受注しているのだ。し
かも今回はモデル事業で119億円だが、今後、数兆円に達す
る除染作業の中核を担うことになり、最終的には原発建設で
潤った双葉郡内の末端の企業に、再度、仕事を分け与える。

「廃炉と除染で、今後、何十年も食える」
こう本音を漏らす原発関係者が少なくないのは、その具体的
な流れが見え始めたからだ。 制御できない原発は、推進の
時も撤退の時も、そのリスクゆえに関わった地域、企業、人
に多大な富をもたらす。だが、国民には電力の不安定、電力
価格の高騰、放射能汚染といった負の遺産を残すだけな
のである」。
(以上、ウェブ記事でした。)


こんな現実が進行する中、わたしたちは、こうしてはいられ
ない!

●早いもので、東日本大震災、東電福島原発事故の3.11
から、はや一年がたとうとしています。
命を奪われた多数の人々、遺族の方々の苦しみは計り知れな
いものがあるでしょう。

とりわけ天災というより人災である福島原発事故は、「冷温
停止」との政府発表とはうらはらに、200℃近い高温が観
測されています。けれどその後に、温度計故障との説明がな
され、ちぐはぐな対応の度合いが増すにつれ、反比例して政
府への信頼感が低下しゆきます。

●茅野市議会は昨年、浜岡原発永久廃炉申請を可決しました。

二度とフクシマを繰り返してはならない。
この思いを共にする方々が、昨年6,11に下諏訪文化セン
ターで集会を開きました。

そこで「脱原発諏訪連絡会」が結成されました。

9.19には、同会は同じ下諏訪文化センターで「フクシマ
のお母さんの話を聞こう!」との会を開き、被災地から山形
に避難した西片嘉奈子さんの話を聞きました。
会場は感動の渦に包まれました。ネットの動画でも見られま
す。
(やまねこ通信)


来る3.11、諏訪湖ハイツにて、イベントを開催します。

「今、女たちが、原発を止める!」
           もちろん男性も多数ご参加ください。

ーー黙ってはいられない!オール諏訪8.11脱原発アクションーー

日時:311日(日)午後1:00~4:00
会場:岡谷市湖岸 諏訪湖ハイツ
脱原発アピールウオーク、諏訪湖ハイツ諏訪湖側の機関車D
51前。午後1時スタート~1:40まで。 参加費無料

寒くない身支度をお願いします。音の出る鳴り物などをご用意
ください。

●女性の声を聞く集い
午後2:00~4:00
諏訪湖ハイツ中2階大会議室、参加費800円 
出演:シンガーソングライター美咲さん
弁護士 蒲生路子さん
茨城県からの母子避難 湯浅智美さん
記念講演:映画監督 鎌仲ひとみさん
このURLでチラシを見ることが出来ます。

どうかみなさま、ふるってご参加くださいますように。

さらにその前日のイベント!

●映画「あしたが消える」上映会

23年前、原発技術者の父親が急死した。父の死因を娘が追求
するうち国内の原発の恐ろしい実情に気づいてゆく。
(息子だったらまずこんなことはしないだろう。会社の言い
分を真に受けて生真面目に勤労し、企業の共犯者になってゆ
くだろうと、やまねこは考えている。)

放射能を浴びる労働者の存在。福島で事故が起こったらどん
なことが起こるかの予測をする民間研究者たち。どんどん明
るみに出るいい加減な工事の実態。

東電福島原発事故を23年前に予測し、どきりとさせられる
ドキュメンタリー映画。

東電福島原発事故の被災地から避難された女性のお話もあり
ます。

上映日時、310日 1回目午前 10時~12
            2回目午後13時~15
 会場:茅野市家庭教育センター 2階。
 入場券:1000円販売中
小中校大の児童生徒学生および障害者、500円
 主催:映画「あしたが消える」上映とお話の会
 
今井書店、平安堂書店にて販売中。当日券もありますが、会
場設営のこともあり、できれば早めにお申し込みを頂けると
幸いです。
 

うらおもて・やまねこでした。



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