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2012年12月2日日曜日

「選挙だけはジェンダー平等で女性も一票!だから、この機会しかないのよ!」、公開質問状に励ましぞくぞく


@@@@やまねこ通信239@@@@


衆議院選挙公示が目前である。
「ジェンダー平等政策、女性の雇用、子育て」について、
長野4区立候補予定者に公開質問状を出した。記者会見で
表明し、質問状を発送したのは3日前11月29日(木)
である。

公開質問状、大賛成!!」

「公開質問の趣旨に賛同いたします」。

「誰か、やってくれないか、ずっと思っていたの」。

「公開質問状の記事、読みました。市民団体が積極的に働
きかける事の大切さを感じます。有難うございます。
メディアに惑わされないよう候補者の見解をしっかり見き
わめ投票したいと思います」。

「質問状について、賛成です。公開することで、意識を変
えざるを得ないということもあるでしょう。
また、女性の権利や生き方に悩む人たちを支えることにも
なります」。

「国会議員になろうと言う方々の男女参画問題に対するご
意見を伺えるのは興味深いです。
エネルギー問題の公開質問状も、どのような結果になるの
か楽しみです。
原発問題のみが注目されがちですが、男女参画を含め細か
な点にも注視したいと思っています」。

「やはり必要なことだと思いました!」

「それはすごくいいね。
市会議員選挙のときからできたらいいなと内心思っていま
した。
とりかかってくれてありがとう!」

頼もしい仲間からのメール、電話が波のように寄せられて
いる。

「選挙だけは女性も一票!だから、この機会しかない
のよ。わたしこう思ってたからほんとによかったあ!」

せつ子さんのこの声に、やまねこはいたく共感した。

ほんとに、そうだよね! 

男女のはげしい所得格差、賃金格差、国都道府県市町村議
員の数、官公庁や企業の管理職の数、地域の町内会長、PTA
会長や市民団体、NPO法人など、どこから見ても、とことん
男性優先社会こてこてのこの国。

ところが衆参両議院選挙、都道府県市町村の首長と議会議員
選挙、それに最高裁判事国民審査。
この選挙権だけは、成人であれば男性女性を問わず清き一票
をもっている。

だから、男性優先社会の現状も、表面的には女性も了解して
いるかにも見えている。

今回の選挙の争点は、原発である。このことは大きく報道さ
れている。

ところが、「ジェンダー平等政策」については、どの候補も
ほとんど語ることがなく、メディアも意欲を示さない。
社会の根幹を左右する問題なのに、男性社会が気づいていない。

すべての既成政党において、ジェンダーの問題が語られても、
選挙戦に向けての「おまけ」でしかないのが悲しい現実であ
る。

女性候補者の数が少し多めであっても、政策決定の中枢には
男性しかいない政党がほとんどである。

この現実に、風穴を開けなくては!
今、女たちの力を示さなかったら、いつ示すことができるん
だ?!

●記者会見の翌日11月30日(金)付けの朝刊を開いた。
長野日報・2面写真入り、信濃毎日新聞・諏訪版「候補を知り
たい12・16衆院選」、市民新聞の3紙に報道された。

信濃毎日新聞はさらに121日(土)の「新 主役交代 投
票に行こう 12・16衆院選」との囲み記事で、「りんご
ほっぺの会」の女性たちの活動を紹介。

そのなかに、諏訪地区の2市民団体から原発、それにジェン
ダー平等の公開質問状が提出されることが小さく言及されて
いる。
 仲間のひとり、せいたかさんが見つけて知らせてくれる。


●今しがたネット検索で次の記事を見つけた。毎日新聞に昨
日掲載されたらしい。毎日購読者のやまねこ、昨日の毎日を
あらためて開いたけれど、記事が見当たらない。

そうか、そうか、新聞は、地域の壁を越えられない。
ところがインターネットは、地域の壁ばかりか国境だって乗
り越える。あらためてその差が見えたね。

●<衆院選>ジェンダー政策 各党の違い浮き彫り
毎日新聞 121()1031分配信
 女性団体や個人でつくる「『ジェンダー平等政策』を求め
る会」(事務局・上野千鶴子東大名誉教授ら)は30日、性
差別をなくすための施策などに関する政党へのアンケート結
果を発表した。ジェンダー平等政策に対する各党の姿勢の違
いが浮き彫りになった。

 14政党・政治団体(11月21日現在。後から2党追加)
にアンケートを送り、7党・団体が回答した。

 専業主婦優遇とされる配偶者控除と第3号被保険者制度の
廃止・見直しを巡る設問では、民主、社民、共産などは「賛
成」、公明は「どちらかといえば反対」、自民は回答しなか
った。また、「婚外子差別の廃止」と「性的マイノリティー
への差別・社会的排除をなくす」については、自民のみ「反
対」「どちらかといえば反対」と答えた。一方で「男性の育
児介護休業制度の取得促進」は全党が「賛成」と答えた。

 26の設問の解答を52点満点で採点した結果、満点は社
民、緑の党で、民主44点、公明38点などが続き、最低は
自民の11点だった。日本維新の会、みんなの党など8党は
無回答で、日本未来の党は結果待ちという。

 上野さんは「ジェンダー政策は隠れた大争点。今後4年間、
女性が社会に希望を持てるかが懸かっている」と話した。市
民団体「P-WAN」のサイト(http://p-wan.
jp/site/)で公開する。【鈴木敦子】


WANのメール通信は、やまねこも受信者。
ネット上でアンケ-ト結果が見られるのだな。
楽しみ、楽しみ。

●何を隠そう、実はこの2日ばかり、「公開質問状」の反響を、
早めにお伝えせねばと思いつつ、やまねこは「ちの男女共生
ネット」のHP立ち上げに、寒い中、汗を流していたのでした。

ところがIT弱者のやまねこ。
なかなかはかどらなくて・・・
もう少し、お待ちくださいね。新設の暁には、必ず、このや
まねこ通信で、お知らせしますので。


うらおもて・やまねこでした。


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