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2013年3月28日木曜日

日本人平均寿命は82.6歳、でも健康寿命は73.1歳なんだって!ズンバをしようよ!


@@@やまねこ通信258号@@@

前回のやまねこ通信で右手の腱鞘炎のことを書いたところ、
お見舞いメールをいただきました。こさとさん、もりみつさん、
はみさん、つねこさんら同世代の方々。どうも有難う!

こう書いたところに電話が鳴った。
「どうしたのお?やまねこ通信、休んでるじゃない!倒れた
のかと心配になったわよ。腱鞘炎ならまあ、大丈夫か。こち
らは電話やメールする暇もなかったの・・・」
身体が幾つあっても足りない忙し屋のおとよさん。

腱鞘炎だけでなく、左の膝も最近あやしくなっている。歩く
には支障はないが、正座をするのがきびしくなった。

還暦はとっくに過ぎ、さらに進むともうすぐ古稀という里定標
が見えるやまねこの年頃。

今の年で倒れたら、あまりにも可哀想だよ!
もう少し、活動の時間を与えてほしいなあ。

こう思う矢先、今朝の毎日新聞でこんな記事が目に飛び込
む。

長寿世界一である日本人の平均寿命は82.6歳。ところが、
「健康で長生き」の健康寿命は平均73.1歳なんだそうだ。

平均的日本人の生涯は、73歳で身体に痛みや病気がおこ
り、死の82歳までの9年間、苦しい思いの日々が待ち受け
ていることになる。これはきびしい。つらいし医者通いが増え
医療費もかさむ。

で、どんな病気が多いのだろう?日本人の一位は腰痛との
こと。

● ◇2010年時点の日本と世界の健康脅威トップ10◇
*米ワシントン大などの分析による。「世界」は187カ国が
対象。かっこ内は1990年の順位

  日本          世界
1 腰痛(2)       虚血性心疾患(4)
2 脳卒中(1)      肺炎(1)
3 虚血性心疾患(3)   脳卒中(5)
4 肺炎(5)       下痢(2)
5 その他筋骨格障害(8) HIV・エイズ(33)
6 肺がん(10)      マラリア(7)

http://mainichi.jp/select/news/20130328k0000m040062000c.html

●以下、記事のペースト。
「自殺も上位に入っている。チームは「世界一長寿の日本人の
健康が揺らぎ始めている。長く生きても病気などに苦しむ期間
が延びていることを示している」と説明する。

日本の分析は、厚生労働省の人口動態調査などを基にした。
平均寿命より早く死亡することで失った年数、障害を抱えて生
きる年数を考慮し、病気などが健康に与える負担の程度を分
析した。

この手法は、死に直結しないが日常生活に支障をきたし、健康
寿命を縮める病気や障害を明らかにできる。

その結果、2010年で最も負担度が重かったのは「腰痛」で、脳
卒中、虚血性心疾患(心筋梗塞(こうそく)など)、肺炎、関節症
などの筋骨格系障害、肺がん、自殺−−と続く。

1990年の分析ではトップ3は脳卒中、腰痛、虚血性心疾患の
順だった。

また、自殺は若年層(15〜49歳)の死因の27%を占め、90
年の16.5%から急伸、世界でも飛び抜けて高かった。

さらに、こうした脅威の背景にある最も重要な要因として「食生活
」を指摘した。和食は低カロリーだが塩分が強く、果物やナッツ類
が不足するなど栄養素の偏りが問題だという。2位以下は高血圧、
喫煙(副流煙を含む)、運動不足、肥満だった。

チームによると、2010年の日本人の平均寿命は82.6歳だが、
健康寿命は73.1歳(男女平均)。

分析にあたった渋谷健司・東京大教授(国際保健政策学)は「政
府は国民の健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。
食事の改善、禁煙、腰痛対策など高齢化に伴う問題とともに、自
殺予防に向けた精神疾患対策などを進めなければ、健康長寿世
界一の座を維持できないだろう」と話す。【永山悦子】(以上)。

●少し前、長野県が男女とも平均寿命が最高になったことが伝え
られたばかり。その理由は、地域医療の保健師さんらの活動で、
減塩食の普及の成果であると説明されている。

身体の健康と同時に、うつ病などの心の病が増えている。高齢化
社会での新しいコミュニティーで、人々と交流することが解決の一
つである。

●話はがらりと変わるが、『婦人公論』4/7号を読んだ。
『閉経記』というギョッとするタイトルのエッセーが売れている詩人
の伊藤比呂美が瀬戸内寂聴と対談している。

伊藤比呂美は、女のからだやセクシュアリティーを大胆に言葉で
表現してきたことで有名。彼女の若い頃に書いたものをやまねこ
は少々暑苦しく思ったから、あまり愛読してはいない。

ところが『閉経記』は面白かった。歳をとり老いてゆくと、女のから
だに何が起こるかを、こまかく観察している。深刻ではなく風が吹
くようにさらっと書いている。南カリフォルニアでの再婚カップルと
子供たちの暮らし。

そこで、伊藤比呂美はズンバというダンスに夢中である。

比呂美「私がおすすめしたいのはズンバですね」

寂聴「ズンバ・・・・」

比呂美「ラテン系の音楽に乗って、腰を振って踊りまくるエクササ
イズ。アメリカではものすごく流行っています。私も通っていて、こ
れが楽しい。60代70代がクラスの主要メンバー。こんなふうに体
を動かし、汗をいっぱいかき、夢中になって我を忘れます」

寂聴「見てると、腰を回して、いかにも「してちょうだい」というような
セクシーな動きね」

比呂美「たしかに膣のまわりの筋肉を使う感じです。歌詞も「俺は
お前がほしい」そんなのばっかり」
(中略)
比呂美「腰を振っていると、自然に口が開いて笑顔になる。万能の
薬、ズンバ」

●へえっ!!影響受けやすいやまねこは、ズンバが何か知りたく
なった。

「ズンバでは、骨盤に集中し、肛門を上に引っ張るイメ
ージをしながら、腰を回す。これを体得すると、尿漏れ
や前かがみ、転倒予防にもなるそうな。つまり老後の健
康対策」。

伊藤比呂美は女性セブンでも語っている。
http://www.news-postseven.com/archives/20130328_179256.html

これはきっと大流行するよ、との予感。
ネット検索しました。下のURLで見られます。
http://www.youtube.com/watch?v=aYYC85Up_Y8


●諏訪地域で、誰かズンバの指導者がいないかしら。
そうそう、木いちごの会、きりりネットで活躍している
かやのさん、忙しついでにもう一つ奮発して、ズンバの
インストラクターになってもらえないかしら!

『婦人公論』では坊主刈りの寂聴さんと、ロングの豊か
なシャギーを振り乱した伊藤比呂美とのコントラストが
愉快だよ。


うらおもて・やまねこでした。


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