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2014年12月10日水曜日

やまねこ通信304号:司法の地盤沈下が顕著、無党派層にも期待薄!?

@@@やまねこ通信304号@@@
司法の地盤沈下が顕著、無党派層の投票先が変わるか!?


特定秘密保護法施行の不気味な時代、今日がその第一歩。

今回選挙の期日前投票で、最高裁裁判官国民審査が投票で
きない期間があった。
このことに対する怒りのメールが寄せられる。

「ひどいですよ。どうしてテレビで知らせないんですか?」

「国民が権利を行使できない時期を作るとは!」

その通りである。期日前投票をする人々の数は増大中であ
る。12年の衆院選では1203万8237人で、全投票
者に占める割合は19・52%に上った。

●三権分立のうち、行政(政府)の力が強くなりすぎ司法
がないがしろにされていることの結果だねとやまねこ考
る。

憲法解釈さえ閣議で変更させる首相の暴走を、誰も止める
ことができない!内閣法制局がこれまでは歯止めだったが、
首相のいいなりの人物に首をすげ替えた。

「あのう、安倍首相!三権分立って知ってますよね!」
作家の室井夕月がネットでつぶやいている。

「知らないんじゃない!」とやまねこだったら答える。
祖父の膝下での幼年時代、義務教育を受けたのかしら?

●司法の地盤沈下がひどい。
サンデー毎日の広告:
小渕優子、圧勝なら「地検捜査も逃げ切り」の目算

ひどい話!
人々は司法が政権の鼻息伺っていることを知っている。勝
ち組に司法(検察)は手を出さないことに気づいている!
検察さえ、政府(行政)の支配下であると人々が感づいて
いる。だからこんな表現が流通する。


●ところがこのままでは済まないぞ!
「違憲状態選挙・国民審査」の意見広告が新聞に五段抜き
で出た。最高裁裁判官国民審査の×を入れたカード付き。
切り抜いて投票所に持参するといい。

次のコメントも。
要注意:無印は「支持」と同様に扱われます。
こんな大事な選挙なのに、0.6票分なんて許せないよ!
文責:升永英俊、久保利英明、伊藤真らの弁護士。

バツをつける裁判官木内、池上、山崎。以上が一人一票に
反対する裁判官だ。

昨日のやまねこより一人多い×印。
司法の地盤沈下、沈没を、放っては置けないと闘っている
弁護士らの努力に注目しよう!

●ところがなんと!
無党派層が与党を選択してるんだって!!??
毎日新聞が5〜7日に実施した特別世論調査。

政権交代が起きた2009年、12年の衆院選時と異なり、
無党派層が与党を選択しようとしている傾向が明らかにな
った。安倍晋三首相が解散の理由に挙げた消費再増税延期
は55%が評価し、集団的自衛権行使への根強い反対は与
党離れにつながっていない。現時点で自民党が優勢になっ
ている背景には、こうした民意がある。

 特定の支持政党を持たない無党派層の動向はこれまで選
挙結果に一定の影響を与えてきた。今回の調査で「支持政
党はない」との回答は31%。選挙が近づき、11月の全
国世論調査(35%)からは縮小したものの、なお自民支
持層(31%)と並んで最も多い。

 無党派層が比例代表の投票先として挙げたのは、自民2
1%▽民主13%▽維新11%▽共産8%−−など。自民は
12年衆院選時の15%から6ポイント、民主は9%から
4ポイントそれぞれ増えたが、自民が民主を上回る構図は
変わらなかった。

(中略)
 12年には、無党派層は投票先として7%がみんなの党、
5%が日本未来の党を挙げた。しかし、みんなの党は解党
し、未来を引き継いだ生活の党を挙げた無党派層は今回、
1%にとどまる。12年にこうした「第三極」勢力を支持
した層は、一定程度、民主に回帰しているようだ。

 一方、無党派層で投票先に共産を挙げたのは09年、1
2年とも4%だったが、今回は8%に倍増した。維新の党
は11%で、前回(当時は日本維新の会)の14%から減
少した。

 政党支持率は、自民31%▽民主10%▽維新6%▽公
明5%▽次世代1%▽共産5%▽生活1%▽社民1%−−な
どだった。民主は12年の野党転落後、初めて支持率が2
ケタに回復した。
 
無党派層は8月には43%だったが、9月、10月、11
月と減少。今回は昨年7月の参院選前とほぼ同じ水準にな
った。【念佛明奈】(一部省略)

●無党派層が投票所に足を運び、投票率が上がれば自公
政権が揺らぐとの先例は、今回はあてはまらないのだろう
か?

安倍首相の振り撒いた目先のエサに有権者が群がっている
構図が明らかと見える。でもどうして・・・
「3だけ主義」が語られている。次号はそれについてお送
りします。


うらおもて・やまねこでした。


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