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2015年7月16日木曜日

やまねこ通信325号:ママたち、学生たち、女たちは「安倍政治を許さない!」

@@@やまねこ通信325号@@@
  
昨晩は10万人をこえるひとびとが安倍政権に不信感を募
らせて国会周辺を取り巻いた。

「残念ながら、国民の理解はない」と安倍首相。この直後
に委員会強行採決。ことばと行動がバラバラの末期症状。

一方、強行採決後に
「法案を10本同時に提出するところに無理がありましたね」
委員会議長浜田靖三発言。悪名高い肉体派ハマコーこと浜
田幸一の息子。少しはモノが分かる人物と思われたかったの
だろうか。無責任な発言。議長を引き受けるとき、首相に返
すべき発言でしょうよ!

▲「なんで急ぐの?」「ぜんぜん、分からない!」NHK朝イチ
にも抗議のメールが殺到していた。

朝イチ司会の有働由美子さんはきびしい表情。冒頭10分で
「安保国会の解説」。柳沢さんと若めの政治部記者。

しかしそのあとは、高速サービスエリアの紹介がながなが。
ところが中途に幾度も、さらに終わりにも、有働さんは怒り
のメッセージを差し込んで読み続ける。看板番組朝イチ、
それに有働キャスターの腹をくくった広報活動のことは忘れ
ないよ!

NHK9時のニュースが機能してれば、朝イチがバタバタし
なくてもとも思うが、なんか変だよね。NHK9時のニュース。

女性キャスターは、堂々として非常に立派。語っても沈黙し
ても彼女には意見がしっかりあることが分かる。彼女は腹を
くくっている。

一方、男性キャスターは、4月登場当初はホストかと思った。
ほとんど無表情かうっすら愛想笑い。発言する時は、表情が
引きつり、最低限の言語表現しかしない。スポーツやお天気、
動物の話題の時だけ、頬がゆるむ。9時のニュースが政治番
組を扱うのだったら、男性キャスターは不安定すぎてミスキ
ャストだね。

前任キャスター大越追放後の籾井体制に、どんな言い含めを
されたのだろう?あるいは言外の言い含めにおののいている
のだろうか?エリートコースの男性は一般に、上からの無言の
圧力に弱い。自分の出世階段を踏み外したくないという「欲」
に振り回されてしまう。

やがてストレスからくる体調不良で降板するんじゃないかし
ら。とにかく見ちゃいられないから、HHK9時はもうやめた。
夜の報道番組は、もっぱら報道ステーションに鞍替えしたや
まねこ。

▲今朝方、地域の女性からメールが届いた。

いつもお便りありがとうございます〓安保法案は酷い結果に
終わりましたね〓ニュースステーションが一番良かったです
ね〓NHKのニュースは、しっかり政府寄りだって事わかります
ね!資料の自衛隊法が全部黒塗りで、秘密保護法で、表わせ
ないのは、戦時後の学校を思い出させましたね!酷い国会で
すね〓私は東京までは行かれないので、ハガキとFAXで、反対
を示しました〓

日頃からアクティブなかりんさん。自衛隊イラク派遣時の報
告書は、辻元議員が請求したが、ほんとうに全部黒塗りだっ
た。特定秘密保護法が機能しているためか。NHKは報道しなか
った。やまねこも報道ステーションで見た。


▲子育て中の皆さん、子育てや家族がいちばん大切と思うみな
さん。「安保関連法案に反対するママの会」というのができましたよ
!5日に立ち上げた新しい会のこと。

「子供を戦争に取られたくない」
母親たちが「安保関連法案に反対するママの会」を結成し、き
ょう、記者会見を開いた。

ママの会は京都市在住で3児の母、西郷南海子さん(27歳)が
「戦争法案の廃案を求める」インターネット署名を呼びかけた
のがきっかけだった。

今月5日に立ち上げたFacebookなどで呼びかけたところ、今日
正午までに2,267人の署名が寄せられた。

サイトには「殺し、殺されるために、この子を産んだのではな
い」というメッセージがあふれている、という。

「誰の子供も殺させない。これがママたちを結びつける一致点、
どうしても ゆずる ことのできない思いです」。発起人の西郷
さんは「ママの会」設立の意味を語った。

西郷さんの娘(4歳)は毎晩、電気を消した後、「戦争になら
ないよね」と聞いてくる。西郷さんは「戦争には行かせないか
らね」と答えるのだそうだ。(以上、Facebookより)

▲学生たちを集めた「自由と民主主義のための学生緊急行動」。
通称「SEALDs(シールズ)」戦いはこれからだ。

多数の学生が大学の枠を超え、ツイッターやフェイスブックを
介し、「安保法制反対」という一点でゆるやかにつながっている。
集まる若者は数千人規模に膨らんでいる。今年5月3日の憲法記
念日に生まれた。

中心メンバー約10人の多くは、明治学院や立教、上智などミッ
ション系の私大学生。集まって話し合うこともあるが、集まれな
くても無料通信アプリ「LINE(ライン)」などで手際よく物
事を決めていく。

その一人、横浜市の明治学院大4年、林田光弘さん(23)は国
会前で抗議の声を上げ続けてきた。「福島の原発事故がきっかけ
で、政府を疑わざるを得ないということに僕らの世代は気づいた」

長崎市出身の被爆3世だ。70年前の8月、父方の祖父・武男さ
ん(2010年に死去)が、勤労動員で原爆投下から間もない市
の中心部に入り被爆した。祖父は口数の少ない性格だったが、孫
の林田さんがせがむと、遺体の片付けにあたったことなどを話し
てくれることもあった。

長崎市内の小中高校で平和学習を重ね、高校3年時には「高校生
平和大使」として、国連の核拡散防止条約(NPT)再検討会議
に合わせて米ニューヨークを訪問。原爆で顔にケロイドが残り、
後に語り部となった被爆者の生涯を紙芝居で上演し、核兵器の非
人道性を訴えた。
 
もともと体が弱く、被爆3世として漠とした不安を抱え生きてき
た分、平和学習に打ち込んだ。本格的に核軍縮の問題を学ぼうと、
著名な教授のいる大学に11年春進学する。

上京すると、東日本大震災の直後でまちは混乱していた。「被ば
く」や「放射線」という言葉が飛びかい、心がざわついた。「自
分の中で、核兵器は悪だった。でも、原発については特に考えて
いなかったから」

翌12年夏、東京・永田町の官邸前に原発再稼働に反対する市民
があふれた。「政府は被爆2世や3世の追跡調査に及び腰だった。
福島でも同じことを繰り返すのではないか」。官邸前に足を運び
「政府の言うことをうのみにしてはいけない」と考えるようにな
った。

今回の安保法制の底に「より強く、大きくなれば平和が保てる」
という抑止力の発想があると感じる。「抑止力を求める軍拡競争
で大量の核兵器が生まれた。被爆国の日本が今なぜ、昔の発想に
とらわれているのか」

メンバーたちは各自の得意分野を生かし、ビラやネット上のサイ
トの制作なら誰、講演会や勉強会の司会なら誰、と役割分担して
いる。林田さんは集会やイベントの企画に取り組んできた。「闘
いはこれから。絶対認められません」

「シールズ」への共感は学生たちを中心に全国で広がり続け、関
西各地でも抗議集会が開かれている。【岸達也
(以上、毎日新聞より)

▲澤地久枝さんが呼びかけた活動「安倍政治をゆるさない」。プ
ラカードをかかげて声を出そう。

9月18日土曜日午後1時半から、上諏訪駅前でアクションをし
ます。脱原発アクションのメンバーが呼びかけます。

プラカードの文字は、俳人金子兜太さん。マリアナ海戦の折、ト
ラック島にいた。戦後、勤務先の日銀に復帰したが、エリートコ
ースを踏むことなく組合活動に熱意を注ぐ勤務を終えて退職した。


戦後70年、さまざまなひとびとの歩いてきた歴史が語られる夏
になりました。


▲第15回ちの男女共生ネット第15回勉強会
「戦後70年、戦争体験を語り伝えよう!」
 
・インパール作戦に向けて訓練した元兵士の回想記
 ・戦争中の看護婦助産婦の体験記
 ・安倍政権のめざすもの。この先どうなるの?
 
フリートークで思うことを語り合いましょう!
 7月25日午前9時半~12時半
 茅野市家庭教育センター2階
 ギター演奏もあります。
 いつものように無料託児ありますよ!



 うらおもて・やまねこでした。


 

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