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2015年9月3日木曜日

やまねこ通信334号:NHK朝イチ何か変!育児と介護の「ダブルケア」働く女が全部する話してない!?


@@@やまねこ通信334号@@@

NHK朝イチ何か変!育児と介護の「ダブルケア」働く女が全部する話してない!?

昨日の朝イチである。「ダブルケア」とのテーマ。アラフォ
ーの女子たちの悩みとのこと。「ダブルケア」とは、「子育
てと親の介護」の両方が共に女たちの肩にのしかかるとのこ
とである。

NHKHPより。
「女性のライフスタイルが変わる中、いま、新しい問題が浮
上しています。
育児と介護を同時に行うダブルケアです。まだ、子ども
に手のかかる時期に親(義親)の介護に直面し、育児と介護
の両立に悩む女性が増えているといいます。その一方で、育
児と介護の悩みを同時に相談できる場や情報、支援制度が少
ないことから、ダブルケアをするなかで、精神的、体力的、
経済的に追いつめられていく人も出てきています。番組では、
ダブルケアの実態や、家族や社会がどう支えればいいの
か、実態調査をもとに、現状と対策を、番組に寄せられたフ
ァックスとともに考えました」。
以上、引用終り。

昭和50年、女性の出産平均年齢は25.7歳だった。
平成25年、それが30.4歳になった。

だから幼い子どもを抱えながら同時に親が介護を受ける年齢
に達するということだが・・・

NHKHP。「横浜国立大学准教授の相馬直子さんとブリストル
大学講師の山下順子さんが、およそ1,900人の母親に調
査をしたところ、今後ダブルケアを抱える可能性があると答
えた人まで含めると、6歳以下の子どもを抱える母親のおよ
そ4割が当事者になると見込まれていて、その平均年齢は4
1歳でした。まさにアラフォー世代直撃の問題となっていま
す。
ダブルケアの主な原因は晩産化と言われています。昭和
50年には第一子を産む年齢が25.7歳だったのに対し、
平成25年には30.4歳と、およそ5年遅くなっています」。
引用終り。

仕事を続けながら「ダブルケア」している女たちが多数いる。

やがて同じ悩みを抱えた女子たちの集まりを開くなど、外に
開かれた姿勢も紹介されてはいるが、「そんなとこ出かける
暇がない」などの悩みがすぐにSNSで届く。

行政が「ダブルケア」の女性を地域で支援することを始めた
横浜市の例の紹介も。

▲「朝イチ」にしては、女が女がと、「育児と両親の介護」
の負担を女が引き受けること、当然のような始まり方だった
から。NHK番組では「朝イチ」がナンバーワンと思っていた
(クロ現は勿論)やまねこは「何っ~、これ~!」と朝ごは
んの支度しながら腹が立ってきた。

「夫が協力的だといいんだけど」との声は終始小さかった。
「子育て中は夫が4時退勤にできる会社にしなくては」
などの声は最後の最後だった。

「朝イチ」はNHKのアンテナ番組とやまねこは受け止めている。
「女・子ども」情報のハシリを視聴者に投げ、反応が大きく
強ければ別の番組を立ち上げ発展させる番組ではないか?

▲もうひとつ大事なことがある。
安倍・籾井体制は、男性中心社会を維持推進する勢力である。
だから、「女・子ども番組」朝イチについては軽く見ているだ
ろう。そこに持ってきて、柳沢さんという政治記者が見かけに
よらずしぶとく問題を追求して締めるところは締め、得るもの
の多いなかなかいいキャラになった、とやまねこは受け止めて
いた。

話は変わるが、NHK夜9時のニュースの男性キャスター河野いう
ヒトが夏休みを取って不在になった。女性キャスターひとりで
できぱきまことに気持ちが良かった。
「男性キャスター目が落ち着かないからいない方がいい。でな
いと安心して見られないから!」
こんな声がやまねこ周辺の複数の女性から語られる。
キャスターなんか要らないよね!
あ、これは場違いだったかな?

▲女が職業を続けられないのは、家庭の中で男性が育児家事に
割く時間が得られないこと、多様な託児施設などの社会的ケアが
不足してるからである。けれど何より、育児期間早退制度が男
性にも適用されるといいのだ。これを可能にするのが「ワーク・ライフ・
バランス」という、男性も女性も、職業と育児・家事を負担す
るライフスタイルである。総務省の男女共同参画局が普及する
任務なのだが・・

▲男性も女性も非正規で週3~5日勤労し、家庭にいる日には
家事子育て介護するというオランダの先例などがもっと普及す
るといいのだ。

「女・子育て」の先進例は米国ではない。北欧ベネルックスの
社会民主党が政権を取っている国々だ。

▲毎日新聞は「女性活躍推進法」の成立について次の社説を出
した。20150830日。
「女性の活躍」変化の速度が遅すぎる!毎日新聞8/30社説。
社説:女性の活躍 変化の速度が遅すぎる
毎日新聞 20150830日 0235
題して「女性の活躍 変化の速度が遅
すぎる」

やまねこ要旨:この法律では、国や自治体、大企業に対し、新
規採用や管理職に占める女性の比率など、数値目標を公表させ、
努力を義務付ける。日本は現在、「ダボス会議」で知られる世
界経済フォーラムの調査(2014年)男女平等度は104位。
昨年、国家公務員の管理職に占める女性比率は3.3%、上場
企業の女性役員の比率も2.1%(内閣府調べ)。劇的な改革
を即座に実行しない限り、政府が掲げる「20年までに社会の
あらゆる分野で指導的地位に占める女性の比率を30%」とす
る目標達成は絶望的。

海外で画期的な改善があったのは、厳しい罰則を伴う割当制度
(クオータ制)を採用した国であることが多い。女性役員の比
率が4割未満を続けた上場企業を、最終的に清算処分とするノ
ルウェーは先駆的だ。

政権の本気度を疑わざるを得ないのは、男性に関する改革の努
力が見えないこと。女性だけに育児や家事の負担が集中するよ
うでは、もたない。男性も積極的に育児休業を取得し、柔軟な
働き方ができるよう制度を変える必要がある。

 男性国家公務員の育児休業取得比率は13年度、過去最高に
なったというが、わずか2.8%だ。民間企業を刺激する大胆
な範を示してほしい時、これでは話にならない。
(以上、まとめでした)。
以下URLは、毎日新聞社説全文です。
http://mainichi.jp/opinion/news/20150830k0000m070083000c.html
▲「朝イチ」に期待しているやまねことしては、「ダブルケア」
を女がするの当たり前との流れを見て、あれっと思った。

安倍政権の「女性活躍推進法」が男性の働き方について何ら言及
しないのと、そっくりそのままじゃない?!

▲非正規雇用の若者が増えると、子育てが難しくなる。女だけが
「育児・介護」を引き受ける態勢だったら、少子化に一層の拍車
がかかるだろう。

米国との軍事同盟に夢中で次世代が見えない安倍政権は、どう見
ても幼稚な「お坊ちゃま集団」。

こんなヒトビトがこの国の将来を決めるなんて、もう黙ってられ
ない!!

皆さん、どんな感じでしたか。見た方がありましたら教えてくだ
さいね。



うらおもて・やまねこでした。




2 件のコメント:

  1. 男性家庭進出推進法を作ってください。
    糸数慶子総理のハナビヤ救国政権の少子化担当大臣の人選をお願いします。
    女性。3人以上の出産体験有り。3か国語以上話せる。大学浪人体験があると望ましい。

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  2. ハナビヤ救国政権成立の暁には少子化大臣誰がいいかな。
    全日本おばちゃん党とか女たちの団体の中に格好の人々が大勢いると思う。
    でも、子ども3人出産経験ありというと基準が厳しい。NHK朝ドラの『まれ』でフリーライターになった一子が語るように、「女の人生は障害物競争」だから。3人生んで育てると、自分の仕事を育てにくい。女に対するこのような要求こそ、女の置かれた「障害物競争」が目に入らない「高等遊民」みたいな人の要求と違うかな?

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