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2017年10月19日木曜日

やまねこ通信389:「失って初めてわかる、男女平等・ジェンダー平等」10月28日午後1時半

@@@やまねこ通信389号@@@
「失って初めてわかる、男女平等・ジェンダー平等」
10月28日午後1時半より

こり:解散総選挙の最中だね。
やまねこ:自公政権が300議席を取るとの予測が
公示直後に出たからがっかりしたけど。

けれど、安倍首相続投に賛成する:34%、
反対だ:51%なんだ。

枝野新党・立憲民主党の支持率が日を追って高まっ
てる!
10月17日朝日世論調査、比例区投票先は、自民
党が34%(10日前よりマイナス1ポイント)
立憲民主党が13%(同プラス6ポイント)。
希望の党11%(同マイナス1ポイント)より支持
率高くなった!
比例区社民党、日本共産党も忘れないでくださいね。

こりは投票相手決めたの?
こり:好きな候補者いないんだもん!
やまねこ:選挙は「好きな候補者」に投票する機会
ではないのよ。AKB48の総選挙と違うんだ。
落としたい候補者、最悪の候補者、長野県だったら
エラそうな顔してる長靴議員みたいなヒト。埼玉な
ら「このはげ~!」の女性議員。こんな最悪の議員
を落とすには、誰に投票したらいいかなと考える。
こり:すると、全然、好きじゃないけど悪い方から
2番目の議員に投票するのか~!(´;ω;`)
やまねこ:そうなんだ。これを「戦略的投票」と呼
んでるよ。昔から選挙ってそうだった。

▲さて、ちの男女共生ネットの勉強会が来週土曜日
に近づきました。
今回は「失って初めてわかる、男女平等・ジェンダ
ー平等」とのテーマ。
男女差別・ジェンダー差別とはなにか?家族で、
学校で、地域社会で。この国の男女平等・ジェンダ
ー平等は、何によって支えられてきたのか?>

 第1部
そもそもジェンダーって?  菊地 栄
 教育とジェンダー格差    長島 環
 男女共生と私のジレンマ   小林美和
 第2部:<憲法勉強会> 
 憲法は男女平等         藤瀬恭子

時:10月28日(土)午後1時半~4時半。
所:茅野市家庭教育センター2階。
  (こり:会場がいつもと違いますよ~)

こり:報告する仲間は、今、準備中なんだろうね。

やまねこも準備中。
ジェンダー差別のテーマで、気になる記事を、次に
紹介します。

▲サウジアラビアで女性の運転がOKに。「運転は卵巣
や骨盤に悪影響を与える」などとイスラム聖職者が。
笑ってはいけない。日本でも女子は専門職に向いてい
ないともっともらしく語られていた。

女は毎日の家庭での食事を作ることはできるが、専門
の調理人の能力はない。調理人は男しかなれない。専
門家である調理師であれ仕立て屋であれ、男性しない
ないから。このように、女と男は生まれつき能力が違
うように言われていた。子ども時代からやまねこは何
度も聞かされてたよ。

ところがなのだ。問題は、男性に生まれつき能力があ
るないではないのだ。調理師、仕立て屋などの職人の
世界、徒弟奉公とギルドの世界には、西欧でも日本で
も、女性は入ることが禁止されていたのだ。

こうした女性に対する社会的禁止・差別をジェンダー
差別と呼んでいる。ジェンダーとは、社会的歴史的な
性別である。生殖のための身体の性別はセックスとい
う。

次は毎日新聞10月14日の記事です。
▲ アバヤという黒いコートをまとったサウジアラビ
アの女性が車のハンドルを握っている。助手席のひげ
の男性が「どこへ行くんだ」と尋ねると、女性は答え
る。「21世紀よ」

 米紙ニューヨーク・タイムズ(国際版)の政治漫画
である。サウジで女性の運転が解禁されたことを機に、
同国の前近代性を皮肉ったのだろう。助手席の男性が
どことなくサルマン国王に似ているのがミソらしい。

 この超保守的な国に行かれた読者は多くあるまい。
イスラムの聖地メッカとメディナを擁し人々は性格温
和、社会は静謐(せいひつ)という表現がぴったりだ
が、女性の権利には大いに問題がある。

 その一つが運転免許だ。「運転は卵巣や骨盤に悪影
響を与える」などとイスラム聖職者が言ったりして長
い間、女性にはご法度だった。要は女性が自由に動い
ては困るのだろう。

 転機が訪れたのは1990年8月。イラク軍に侵攻
・占領されたクウェートの女性たちが、隣国サウジへ
車を運転して逃げてきたのだ。
 イラクの占領(湾岸危機)とは別の大事件だった。
サウジのある王女は「運転が許されるクウェートの女
性たちを見て、私はわくわくすると共にねたましさも
感じた。西洋の女性はこの気持ちを理解できまい」と
語り、男性支配(male mastery)が重く
のしかかるサウジの社会を嘆いた。王女の聞き書きを
本にしたJ・サッソンの「プリンセス」の一節である。

 3カ月後(同年11月)、また事件が起きる。サウ
ジの首都リヤドで約70人の女性が数十台の車を連ね
てデモ行進した。外国で取得した免許証の保持者である。
 
「イスラムは女性の運転を禁じていない」。彼女た
ちの訴えはもっともだったが、当局は宗教令(ファト
ワ)で女性の運転を正式に禁じ、デモ参加者を処罰し
た。サウジにいられなくなり外国へ出た女性も多かった。

 私はその一人と米国で接触を試みて土壇場でキャン
ルされたことがある。周囲の監視も厳しいようだ。

 その後も同様のデモが起きたが、2011年の場合は
政府が女性たちへの処罰(むち打ち10回)を猶予する
など柔軟姿勢に転じた。そしてサルマン国王は先月26
日、女性の運転を認める勅令を発布したのである。

 サウジと縁浅からぬ私もうれしいが、女性の権利拡大
はイスラム社会をより豊かで多層的なものにし、過激派
の暴走の抑制にもつながるのではないか。その意味でも
喜ばしい改革だと思う。(専門編集委員)

こりでした。Facebookだけでなく、やまねこ通信をサボ
らないで書くように、やまねこにしっかり言っておきま
すから、お見捨てないようにお願いいたします。


うなだれる、うらおもて・やまねこでした。m(__)m

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