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2018年3月30日金曜日

やまねこ通信391号 朝イチ「なくならない!セクハラ」、# Me Too勉強会


@@@やまねこ通信391号@@@

朝イチ「なくならない!セクハラ」、# Me Too勉強会


▲NHK朝8時連続テレビ小説の後のワイド番組「朝イチ」。
有働由美子とイノッチ、それにヤナギーの3人がレギュラ
ーキャスター。好感度の高い3人が3月で交代。残念だ!

だからすべて過去形で書かねば。
朝イチでは「女性リアル」というテーマが見逃せなかった。
女性×働く、働く女のもやもや、子どもをもたない生き方、
セックスレス、生理痛、尿漏れ・・・

女たちの身体の悩み、若い時、更年期、高齢になってから、
様々な困り事、人前で言いにくいことを、どしどし取り上
げてきた。勇気を持って取り上げた制作スタッフは立派。

それにもまして、有働由美子はじめキャスター3人は好感
度が高かった。この好感度、いったいどこから来るのだろう。

それはテーマに対するキャスターの当事者性だったと思う。
悩みを抱えるゲストたち、あるいはその人々を受け入れる仕
事のゲストたちが登場する。

そこで有働さんは、さりげなく、語りかけていた。
「わたしも同じ悩みがあるの。もっともっと困ってるのよ!」

語られる悩みに対し、朝イチキャスター3人は共感を寄せる
力が高かった。この共感の力が好感度の理由だったとやまね
こは思っている。

▲この朝イチで、「なくならない!セクハラ被害」を放送した。

ある日女性の勤務する会社で、男性上司がブラジャーを触って
きた。初めはびっくりして、声も出なかった。
思い切って声を出した。「やめてください!」
ところが相手はやめない。

女性は同僚と相談し社長に伝えた。
「お前が派手だから悪いんだ」
社長は女性を非難した。
その後、経理の男性が何も言わず、女性の元におカネを置いて
いった。

まもなく、被害者の女性が恐喝して金を要求したとの噂が職場
に広がる。思いかけぬ展開に、女性は心が痛みとても耐え切れ
なくなった。欠勤が続いた。
やがて彼女は会社をクビになった。

やまねこはこのケースを聞いて珍しい話とは思わなかった。
セクハラ被害はどこにもあり、被害者が声を上げたとたん、あ
っというまに加害者にされてしまうのだ。

なぜだろう?
会社の男性同僚たちの空気はこうである。
笑ってりゃいいのに。男の振る舞いにいちいち目くじら立てた
ら会社にいられないよ。仕事できる女は、上手にかわすんだ。
女性の同僚からも、「そのくらい何てことないよ」「うちの会
社はしょうがないのよ!」

こんな非難も。
「女性たるもの、社長に正論をぶつけてはいけない」。
女は一歩退いて、黙ってたほうがいい。笑ってりゃいいのよ。
おとなしくしてたほうが得なのよ。

▲けれど、「女性たるもの、社長に正論をぶつけてはいけない」
と言われたとき、こう切り返すことができる。

「あなたにも、娘がいるでしょう?」
「うちの娘は、こんなことにはならない」と社長。
それは違うんですよ。ほら。

ここで、次の文書を見せるといい。
「セクハラする人は、会社でエライ人、信頼されている人、家に
は妻がいて、幸福な家庭生活を送っている人、こんな人が、セ
クハラの加害者なんです」。

この文章は米国のセクハラ対応テキストの冒頭に書いてあるという。
学校の良い先生も、スポーツクラブの理解あるコーチも、セクハ
ラ加害者の可能性があるんだ。

このことが朝イチで、しっかり伝えられたのです。
さらに、クビになったケースは、弁護士を立てて訴訟を起こせば、
必ず勝利できることも。

▲男同士が、「おまえ、それまずいよ」と促すのが最も効果的である。

男性で、セクハラ性暴力を嫌って非難する方々は少なくない。やまね
この知人友人に何人もいます。

セクハラ・性暴力防止活動は、男性を非難する活動ではありません。

▲さて、やまねこたちの仲間、ちの男女共生ネットは、セクハラ・性
暴力を防止するための勉強会を開きます。

第26回ちの男女共生ネット勉強会

これでは 女子は 羽ばたけない
Me Too私たちの身近で起こるセクハラ・性暴力!
――#We Too被害者、加害者、傍観者にならない

学校で地域で通学通勤の電車、職場で、身近な相手からの不愉快な体
験。家庭の中の「魂の殺人」。若い女性だけ?いいえ、子ども、高齢
者、男性、LGBTも。被害者はどうやって声をあげたらいいの?被害実
態、被害者受け容れ態勢、私たちにできることをまなぶ講演会を開き
ます。「詩織さんは私たち」。

スゴイ講師が見つかりました。

講師:三隅順子さん 

1965年生まれ。千葉大看護学博士。長野日赤にて助産師勤務歴あり。
20代の頃友人のDV被害体験に遭遇。日本の支援体制が整っていないこ
とを知り研修などで学ぶように。その後、NPO女性の安全と健康のため
の支援教育センターで性暴力被害者支援看護師養成講座を担当するなど
活動を開始。家族は夫婦別姓パートナーと5人の子。現在、東京医科歯
科大学大学院保健衛生学研究科講師。


茅野市茅野市教委後援、

4月22日(日)  午後1時半~4時半
会場:茅野市家庭教育センター
391-0002 長野県茅野市塚原1丁目9−16
問合せ: 0266-71-6633(ちの男女共生ネット) 
参加費:300円(会員無料)
主催:ちの男女共生ネット

以上。


こり:20171019日木曜日が最後だったね。年の瀬も、正月もぜん
ぜん発信してないよ。ダメじゃん!まだFacebookに行きっきり?

やまねこ:こめん、ごめん。こりは知ってるよね。やまねこは中毒に
かかるのよ。もはやFacebook依存症。

こり:引き込まれるとそれまでの風景をケロリ忘れ、どこかに消えて
しまう。これまでやまねこは同じこと何度もした。



こりでした。
うらおもて・やまねこでした。

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